エコニュース始まります! – エコ事業部長よりご挨拶 – - エコランド

エコニュース始まります! – エコ事業部長よりご挨拶 –

エコニュース創刊にあたり、これを書くきっかけを頂きましたISKコンサルティグの飯塚塾頭に御礼申し上げます。
このニュースは今後、私たちウインローダーが皆様と共にどのような企業になっていきたいのか、そしてどんなサービスを皆さんに提供していきたいのかについて毎月お届けしたいと思い書かせて頂きました。
お気づきになられる点がありましたら何なりとご指導頂ければ幸いに存じます。
記念すべき創刊はウインローダーが何故、エコに力を入れているのかについて書かせて頂きます。
世界の環境問題の現状は、水質汚染、大気汚染、廃棄物増加、酸性雨、森林減少、砂漠化、資源枯渇、気象変動と様々な問題を抱えています。
私たち物流事業者の観点から考えた場合でも、ディーゼル車の使用による大気汚染への対策は未だ十分とは言えません。
先のディーゼル規制に対して車両の入れ替えを行ったり、DPF装置を取り付けたりするなどを行うことで対応しておりますが、それはトラック事業者であれば誰しもが行う事であります。
そこで、私たちウインローダーならではと考えた時に今後ますます必要とされる廃棄物問題に着手しようと考えました。
何故ならば「ピンチこそチャンス」の経営理念があったからです。
問題が多いのであれば、それをチャンスとして捉えて変えていこう。
その念いで今後私たちは廃棄物問題に着手しようと考えました。
現在、廃棄物問題はゴミの焼却処理に伴うダイオキシンの発生、各地で頻発する不法投棄、最終処分場の逼迫及びその建設をめぐる社会的摩擦など様々な問題が山積しています。
以前の廃棄物処理に求められていた目的は公衆衛生の確保でしたが、これらの問題は廃棄物処理を地域の生活環境維持レベルの活動として捉えるのではなく、廃棄物ゼロの理想的な世界を実現するための活動として捉える必要性をなげかけています。
ここに至って、現代社会においてはゴミ問題の顕在化やそれに伴う環境に対する関心の高まりにより、地球レベルでの環境問題への対応と資源の再利用が声高に叫ばれるようになってきています。
今、再使用・再生・減量の促進によって廃棄物処理の社会的コストを最小化する活動、すなわち循環型社会への移行活動が求められているのです。
以上のように難しいことを考えているようでありますが、実はそうではありません。
もっと単純に、「現在捨てられている廃棄物をもっと有効に活用し、そして廃棄物が出ない仕組みはないか?」ということであり、廃棄物をゼロにするゼロエミッションの実現化を私たちウインローダーがやろうではないかと考えております。
また以前、私自身が自治体で粗大ごみの回収作業員としてアルバイトをしていた際に感じたことなのですが、「まだまだ使えるのに勿体無い、何とか捨てない方法は無いのか?いつまでも処分をしていたらただでさえ資源の少ない日本なのに大丈夫なのか?処分場が少ないって言っている割には処分していて本当に大丈夫なのか?」そうした考えのもとスタートしたのが“エコランド”と“ゼロエミッションセンター”であります。
次回はスタートした“エコランド”と“ゼロエミッションセンター”について書かせて頂きます。

エコニュースVol.2 – ゴミゼロを目指す新事業「エコランド」とは!? –

皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話に
なり有難うございました。今年も皆様にご指導を頂きながら更にエコ
事業に注力していこうと考えておりますのでご協力の程、お願い申し
上げます。
さて、今回は私どもが昨年よりリニューアルスタートをしました新
サービス「エコランド」をご紹介させて頂きます。皆様はこんな事が
ございませんか?
「新しい冷蔵庫を購入して古い冷蔵庫が不要になったんだけど、買っ
た電気屋さんではお金を支払わなければいけないのに、どうしよう?」
「急な転勤で引越しをしなければいけない。今まで使っていたちょっと
良いソファーだけど今からでは誰も欲しい人が見つからないんだけど
、どうしよう?」
「オフィスを新しくしようと考えていて今まで使っていたデスクや椅子、
捨てるにはもったいない、どうしよう?」
「季節の変わり目や年末年始、ちょっと掃除をした際に不要になった
ゴミをすぐに処分したいんだけど、どうしよう?」
このような時、皆様は自治体にご相談すると思います。ゴミって思
い立ったらすぐに処分したいですし、券を買ったり玄関まで出したり
、出来ればリユース・リサイクルしたいと思っている方は多いと思い
ます。私たちはそんな皆様の声にお応えしたくて「エコランド」を創
りました。このサービスの特徴は下記の通りです。
① 料金表通りの価格で安心して取引が出来ます。同業他社ではパソ
コン一つ捨てるのに日によって料金が違います。私たちは料金表通り
の価格でしっかりとリサイクル致します。
② お申込から最短で当日、すぐに回収に伺います。自治体では2,
3週間待ちは当たり前ですが、私たちはお客さまが回収に来て欲しい
と思った時にすぐにベテランスタッフが回収に伺います。
③ 「ゴミゼロ」に取り組んでいます。自治体でも同業他社でも必ず
埋め立てるゴミが発生しております。私たちは回収した処分しかない
家具も美大生と協力してリメイクしたり、解体して部品の一つ一つを
リサイクルするなどゴミゼロに向け積極的に取り組んでいます。

④ ベテランスタッフが勢ぞろい。創業55年を誇るウインローダー
ならではの元気・安心・感動を生むサービスに取り組んでいます。ち
ょっとしたご要望であれば何でもご相談ください。サービスできる範
囲で対応させて頂きます。
そんな我々だからこそ、多くのリピーターの皆様に支えられております。
今年の1月からはFM81.3のJ-WAVEにもスポンサーとして協力し
ております。オフィス、家庭と問いません。皆様から出る粗大ゴミ、
私たちで回収をして「ゴミゼロ」に挑戦させて頂けませんでしょうか?
私たちは55年の歴史を塗り替えるべく新しい試みに積極的にチャレ
ンジします。
ご興味をお持ちの方はフリーダイヤル0120-530-539(ゴミゼロ・ゴミ
ナイ)ホームページ www.eco-land.jpをご覧下さい。今後ともウイン
ローダーを宜しくお願い申し上げます。

エコニュースVol.3 – ゼロエミッションを目指せ! –

お蔭様で3号目となりました。今回は「エコランド」、「エコ☆ウ
イン」にて回収させて頂いた不用品(我々は商品と呼んでおります!
)をどのように処理しているかについて書かせて頂きます。
我々の最終的に目指す処理は廃棄物として埋立処分されるものの完
全ゼロ化です。現状は皆様から回収させて頂きました商品は専門の回
収担当者が①リユース出来るもの、出来ないもの、②リサイクル出来
るもの、出来ないもの、③処分に回ってしまうものに分別します。
先ず「リユース」、「リサイクル」について簡単にご説明致します
。我々の定義は「リユース」はお客さまから回収した商品に手を掛け
れば再度商品として流通するもの。「リサイクル」はお客さまから回
収した商品を各々の素材(鉄・プラスチック・ガラス等)に分解し素
材として再利用するものです。
次に各「リユース」、「リサイクル」の実態についてですが、「リ
ユース」は電化製品等であれば動作確認の上、洗浄・修理をして販売
致します。また近隣の美大生と手を組み、色を塗ったり他の商品と組
み合わせてデザインを施し、全く新しい「リメイク商品」として販売
しております。
また古いおもちゃやレコード、いわゆる骨董品は場合によってはオ
ークションに出品をして次の買い手を見つける努力を致します。それ
でも買い手がつかない商品は海外への販売もしております。もちろん
、販売を希望されないお客様に対しては次に述べる「リサイクル」にて
処理させて頂きます。PC等は、個人情報保護の観点でのデータ消去を
しておりますのでご安心下さい。
次に「リサイクル」ですが、こちらは組み立てられている素材をス
パナ、ハンマーなどの工具を使い部品毎に分解をします。その上で鉄
くず、プラスチックくず、木くず、紙くず、ガラスくず、ゴムくず等
に分類をします。その後、許可を取得している再生工場に運搬をして
リサイクル素材として復活させて頂きます。
このようなそれぞれの工程を経てゴミゼロを目指しております。我
々が抱える廃棄物問題ひいては次の世代に繋がる環境問題の解決に貢
献できるように今後も努力をし続けますので何卒ご理解ご協力の程、
お願い申し上げます。

 

エコニュースVol.4 – エコランドを支えるスタッフ –

第4号ではエコランドを支えるスタッフについてご紹介しようと思
います。 今、エコランドではお客様アンケートを取らせて頂いてい
ます。多くのアンケート結果の中でいつも驚かされるのが、スタッフ
の方々に対するコメントです。
「あっという間の作業でびっくりしました」「電話で伝え切れなかっ
た物も快く回収して頂きました」「知人にも紹介したいと思います」
これらはお客様の下にお伺いする回収スタッフに対する声。「丁寧な
説明でわかりやすかったです」「急な日時指定にも対応してください
ました」「メールをその日のうちに返してくれて助かった」これらは
お客様のお問合せに応対させて頂く受付スタッフに対する声。このよ
うな回答を目にする度、多くのスタッフの方々の真摯な姿勢によって
支えられているのだなと感動を覚えます。

彼ら現場スタッフの方々の業務はどうしても時間との戦いになりが
で、お客様に対する心遣いと両立させることは大変であると思ってい
ます。そんな状況の中でもお客様から素晴らしいコメントを頂けるのは、
「お客様第一」の気持ちを常に持たれているからと思っています。

また、影でエコランド支えてくださっているスタッフの方々がいら
っしゃいます。回収してきた商品を分別し、保管するゼロエミッショ
ンセンターの倉庫スタッフの方々です。彼らに行って頂いている作業
こそが我々が社会に向けて発信していきたいメッセージ、つまり「ゴ
ミゼロ」の世界なのです。お客様からは「環境問題の解決に積極的に
取り組んでいる」との回答も頂いておりますが、倉庫スタッフの方々
がいなければ、当社の理念の実現もないものと思っております。

このように、エコランドでは多くのスタッフによってお客様から支
持を頂いております。ただし、その業務も当社全体の日々の業務によ
って成り立っているものです。仕事というものは、サービスの内容充
実に目が行きがちです。しかし、本質的にはスタッフの心遣いや人と
人の支え合い等、「人財力」が最もかけがいのないものであると、こ
の度改めて思っております。

エコニュースVol.5 – 回収スタッフに聞きました! –

エコニュースも第5号となりました。今回はエコランドのフロント
マンである回収スタッフ(ドライバー)の方々にエコランドの回収作
業について話を聞きました。
まずは去年入社したばかりのUさん。エコランドについては「他の
スタッフと色々な場面で協同作業できることが一番楽しい」とのこと
。どんな場面かと聞くと、「別のスタッフが到着予定に遅れた時に応
援に回ったり、また逆もあったりすること」や、「営業所に戻ってか
らの分別作業を手分けすること」「朝の洗車」など、業務のあらゆる
場面が当てはまるとのことです。
続いて回収スタッフの最年長Sさん。エコランドは1都3県を回る
ので大変な場面も多々あるそうです。ただ、「お客様から直接御礼を
言われる時はとても嬉しい」とのこと。何かモノをお届けするサービ
スではありませんが、回収スタッフの方々の姿勢やサービスが喜ばれ
ているということであり、御礼を頂けるということは素晴らしいこと
だと思います。
最後にエコランドのチームリーダーT班長。「お客様一人一人の要
望に応えるのが一番楽しい」とのこと。「とにかく早く回収して欲し
い方、思い出ある品物を丁寧に運び出してほしい方、お客様の要望は
一人一人違うので、それぞれのお客様のために対応するというのはや
りがいがある」ということでした。
このように回収スタッフの方々からは、直接お客様と対面する仕事
の嬉しさが伝わってくるコメントを頂きました。本当に有難う御座い
ます。次回はエコランドの縁の下の力持ち、受付・ゼロエミッション
センターの方々からエコランドについて話を伺います。

エコニュースVol.6 – 受付スタッフに聞きました! –

お蔭様で今月で第6号となりました。前回は回収スタッフの方にエ
コランドの話を聞きました。今回はエコランドを影で支える受付スタ
ッフの方々にエコランドについて話を聞きました。
まずは去年入社したMさん。エコランドについては「スタッフ一同
で助け合って業務に携わっていることがエコランドの良いところ」と
のこと。自分がうまく対応が出来ない場面があっても、周りのスタッ
フの方々がフォローしてくれるそうです。また、時々お客様から頂く
「『エコランドの対応が良かった』といったお客様の声が、自信を与
えてくれる」とのことです。お客様の喜びの声は何より嬉しいものです。
続いて同じく去年入社のSさん。エコランドには3つ喜びがあるそ
うです。「エコランドを選んで頂いたという喜び、そして実際に成約
して頂いたという喜び、そして再度エコランドを利用してくれるリピ
ーターのお客様がいることという喜びがある。リピーターのお客様は
皆の対応を認めてくれたのだと思う。」とのことです。さらに「多く
の人にエコランドの名前を憶えてもらえれば、より仕事に誇りを持て
ると思う。」とのことです。
続いてエコランド発足当初からのスタッフKさん。色々なお客様と
応対してきて感じていることは「お客様の状況を想像しながら、一人
一人のお客様に合わせて仕事をしているとやりがいを感じる」とのこと
。見えないお客様を相手に如何に満足して頂けるかというのは、受付
業務の醍醐味かもしれませんね。
最後に受付スタッフのまとめ役、同じくKさん。エコランドについて
「一緒に働いているスタッフが楽しみながら仕事ができている。」と
のことです。そして、「お客様に前もって見積りをお伝えしているこ
とは、お客様に安心を提供できる。それはエコランドの強みだと思う
」とのことです。
このように、皆様からたくさんの「やりがい」を感じるメッセージ
を頂きました。総じて感じたことは、受付スタッフの方々のお客様へ
の懇切丁寧な心掛けがあって、エコランドのお客様サービスがあると
いうことです。
次回は、今月取り上げる予定だったゼロエミッションセンターの方
々へのインタビューです。

エコニュースVol.7 – ゼロエミッションセンター開設! –

皆様のお陰でエコニュースも第7号を迎えることができました。不
用品回収・買取のエコランド事業では、その間、多くの「もったいな
い」「まだまだ使える」不用品を引き取ってきました。そうした事実
からどれ程の無駄な消費が発生しているのかを見て取ることができます
。今号では、そういったまだまだ使えるモノを仕分け・分別し、日々
ゴミゼロに取り組んでいるエコ事業の中核である「ゼロエミッション
センター」のスタッフにインタビューをしました。
まず、仕分け・分別担当のMさんからはモノに対する率直な感想を
頂きました。 「捨てる人の心理が理解し難く、非常に勿体無いと言
う気持ちで一杯です。 」
また、廃棄物の運搬担当のOさんは、仕事について「環境保全に役
に立つことができるため非常に意義のある仕事であると思います。」
と、環境保全について身近に捉えていました。
また、買取商品などの再販売を手がけるYさんは商品について、
「回収物を綺麗にしたり、故障しているものに手を加えて命を吹き込
むことはとてもやりがいがある。」と、まだまだ新品同様に使えるこ
とを実感している様子。
最後にの一番若手のSさんは 「今引き取っている不用品の100%リ
サイクルを目標にしていきたい」と、当事業の究極の目標を掲げてい
ました。
このような目標は現時点で言えば、とても困難を極めるものだと思
います。ただし、世の中には不可能だと思われていたことが実現する
ことは多々あります。「塵も積もれば山となる」ではありませんが、
「ゴミゼロ」に向けて小さなことでも実践し、100%リサイクルに
努めていきたいと思っております。不用品の処分にお困りの方は
ぜひ100%リサイクルを目指す当社にお任せ下さい。

 

エコニュースVol.8 – 廃棄物って何?PART1 –

いつもお世話になっております。お蔭様で第8号まで来ました。何
とか続けております。。。
今回は、耳慣れない言葉かもしれませんが、我々にとって非常に重
要で且つ厄介なこの「廃棄物」の定義というものに触れたいと思います。
そもそも「廃棄物」って何なのでしょうか?
法律では「廃棄物は占有者が自ら利用し、又は、他人に有償で売却
することができないために不要になった物をいい、廃棄物に該当する
か否かは、占有者の意思、その性状等を総合的に勘案すべきものであ
って排出された時点で客観的に廃棄物として観念できない。」と言っております。
う〜ん、何のこっちゃっと言った感じです。簡単に言うならば、「
誰にも買って貰えない物で持っている人が要らないって思っていれば
廃棄物。」という事になるようです。では、誰にも買って貰えないけど
、要らない訳では無いって微妙な物。出来れば誰かに使って欲しいっ
て物、出来ればリサイクルして欲しいって物。こういった物は???
こういった物も現在の法律では廃棄物に該当してしまうんです。別
に法律に云々という訳ではありませんが、未だ使えるような物なので
あれば使えるようにして誰か使ってくれる人を見つけるのもこれから
の時代に必要なサービスなのではないか?そういったサービスにはお
金が掛かってしまうのではと思いますが、それはそれで廃棄物に該当
してしまうのが現在の法律なのです。。。
世の中にはマータイさんと言って、ノーベル平和賞受賞者の方が「
もったいない」という日本語に感動して環境保護の合言葉として世界
に広めようという動きもあるようで、「限りある資源を有効に使い、
みなで公平に分担すべきだ。そうすれば資源をめぐる争いである戦争
は起きない。」なんて事を言っていているのに何と逆行している感じ
もする今日この頃です。

消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、資源再利用(リサ
イクル)、修理(リペア)の四つの『R』を表す「MOTTAINAI」を広め
よう何て言っているようです。
我々も少しでもこの「MOTTAINAI」を広められるように今後もゴミ
ゼロの活動を続けていきますので応援宜しくお願い致します。次週は
今回の議題に関連して「産業廃棄物と一般廃棄物」というテーマでお
伝えしたいと思います。

 

エコニュースVol.9 – 廃棄物って何?PART2 –

皆さん、こんにちは。暑い毎日が続いておりますが如何お過ごしで
しょうか?私もこの夏の暑さに負けないように熱く頑張って参ります。
さて今月は前回からの続きで「産業廃棄物」と「一般廃棄物」につ
いてです。前回は「廃棄物」って何だろうという事をお伝えさせて頂
きましたが、今回も良く分からないものを伝えていきたいと思います
。来月はその中でも、これはおかしいな?何故だろうな?と思うのが
いくつかありますので、その辺を書きます。今回は小難しい話ばかり
ですみませんが最後までお付き合い頂ければ幸いです。
先ず定義ですが、廃棄物処理法では、産業廃棄物を定義し、それ以
外の廃棄物を一般廃棄物としています。産業廃棄物と一般廃棄物とでは
、排出後の処理の責任主体や処理方法が違ってきます。
一般廃棄物は自区内処理(自分達から出されたゴミは自分達の中で
処理しましょうと言う事です。)を原則とし、最終的には市区町村に
処理責任があるのに対して産業廃棄物は事業者自らが処理することを
原則とし、都道府県境を越えた広域移動も認められています。
ここまでは何となく私でも理解は出来ます。要するに産業廃棄物と
一般廃棄物は違うもので、その廃棄物の捨てた後の責任者や処理方法
が違うって事ですよ。
もう少し話しを進めると、産業廃棄物を定義しているのでその種類
についてお話しましょう。

①燃え殻②汚泥 ③廃油④廃酸⑤廃アルカリ⑥廃プラスチック類⑦ゴムくず⑧金
属くず⑨ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず⑩鉱さい⑪が
れき類⑫ばいじん⑬紙くず⑭木くず⑮繊維くず⑯動植物性残さ⑰動物
系固形不要物⑱動物のふん尿⑲動物の死体⑳以上の廃棄物を処分する
ために処理したもので、上記の産業廃棄物に該当しないものと二十種
類あります。
ここからが分からないポイントなのですが、⑬の紙くずから⑲の動
物の死体までの7種類の廃棄物は、特定の事業活動に伴う場合のみ産
業廃棄物だそうなんです。
また、①燃え殻から⑫ばいじんまでの12種類の廃棄物で個人商店か
ら排出された廃棄物は産業廃棄物ですが、家から排出された廃棄物は
一般廃棄物なんです。

実はここにおかしいなってポイントがありますので、次回はその辺
を書いてみますので来月まで少々お待ちくださいませ。

 

エコニュースVol.10 – 廃棄物って何!?PART3 –

お蔭様で10回目を迎えました。反響があるか無いか分かりませんが、
折角の皆さんへ発信できる機会を頂いておりますので今後も続けてい
きます。何かこんな事を書いて欲しいというご要望があれば書いてい
きますのでご指導頂ければ幸いです。
さて、前回「産業廃棄物」と「一般廃棄物」について記載しました。
簡単におさらいをすると、産業廃棄物とはあらゆる事業活動に伴うも
のと、特定の事業活動に伴って生じた廃棄物で20種類に分類されて
おります。それ以外は一般廃棄物といいます。
今回のポイントは産業廃棄物と一般廃棄物のおかしいなって感じる
事を書いていきます。
例えば、「木くず」という産業廃棄物があります。これは特定の事
業活動に伴って生じた廃棄物の事で建設業や木製品製造業、パルプ製
造業、輸入木材卸売業から廃棄されたもの以外は一般廃棄物と言います
。では、我々運送業に携わるものとしては木で出来たパレットが使い
物にならなくなる事もあります。そうしたパレットを捨てる際には一
般廃棄物として処理しなければいけません。一般廃棄物として処理し
ようとすると一般廃棄物の処理場に運ばなければなりませんが、残念
ながら受け入れ先が無いというのが現状なのです。ではどうやって処
理すれば良いのか?これは産業廃棄物と見なして処理するのが現実な
のです。
他にも家電量販店様からの家電関係の廃棄物を扱わせて頂いており
ますが、家電量販店様からで無く、一般のご家庭からの廃家電になる
と一般廃棄物となってしまいます。一般廃棄物としての扱いになると
自治体からの委託された業者でしか回収が出来なくなってしまいます
。我々運送業に携わるものとしては家電量販店様から捨てられた廃家
電だろうが、ご家庭から捨てられた廃家電だろうが関係ないのではと
思うのですが、法律の主旨から行くと回収するのは難しいようです。
まだまだあるのは、個人商店を営んでいる方から捨てられた家電や
家具は産業廃棄物となるが、ご家庭から捨てられた者は一般廃棄物と
なってしまいます。
これがどう影響するかがポイントなのです。我々はゴミゼロを目指
しております。ゴミゼロを目指していると何処から廃棄された廃棄物
と言うのは残念ながらあまり重要ではありません。そのゴミがどんな
素材で出来ているか?プラスチックなのか、鉄なのか、木なのか?こ
れが重要であって何処から捨てられたゴミかではありません。
今回も誌面の関係でここまでとしますが、次回は我々が目指すゴミ
ゼロの活動について今一度触れていきたいと思います。

エコニュースVol.11 – 現在から未来へPART1 –

お蔭さまで11号を迎える事が出来ました。これも皆様の環境問題
に対する意識の高まりのお蔭だと感謝致します。
さて、今回は我々ZEC(ゼロエミッションセンター)の現状と構想
についてお話させて頂きます。
現在、当社では回収した廃棄物を、①簡単なクリーニング(PCであ
ればデータフォーマット)を施してヤフーオークションにて販売。②
そのままの形でリサイクルショップ様に販売。(リサイクルショップ
様も大量にあると買い取って頂けます。)③壊れているが海外では有
用なものは輸出(これも大量に無いと買い取って頂けません)。④人
手を介して分別を行って素材ごと(鉄・非鉄・プラスティック・木等
)にリサイクル。⑤廃材等を利用して美大生と共にインテリアリメイ
クとして再生。⑥お取引先の中間処理企業様にて処理を依頼。とまだ
まだしっかりとした体制にはなっておりませんが、一度は見捨てられ
た廃棄物に再度命を吹き込むべく、日々ゴミゼロを目指し頑張ってお
ります。
今後の計画として考えている事は、現在はリサイクルショップ様に
販売しておりますが、これを自社でリサイクルショップを構えようと
計画しております。当社の得意の三多摩エリアに、現在、物件を物色
中でございます。大よそ200坪前後で家電・家具・衣類・生活雑貨
から電池等の生活必需品、はたまた、ブランド品やインテリアリメイ
ク商品といった一風変わった商品等もおけるような総合リサイクルシ
ョップを来年開店させる予定です。
このリサイクルショップ開店により、更に皆様に「商品の販売の面
」や「商品としてのお買取の面」でも今まで以上にお役に立てる機会
が増えると思っております。詳細な情報は決まり次第随時お伝えさせ
て頂きます。今まではお買取出来なかった不用品でもエコランドで買
取を強化していきますので、楽しみにお待ち下さいませ!
更に再来年以降になってしまいますが、中間処理施設を建設して、
今現在ではお取引先様にご協力頂き処分しているものを、自社で処分
しようと考えております。中間処理と言っても馴染みが薄いと思いま
すのでこちらについては次号にて説明させて頂きます。

エコニュースVol.12 – 現在から未来へ!PART2 –

お蔭さまで12号、一周年を迎える事が出来ました。これも皆様の
環境問題に対する意識の高まりのお蔭だと感謝致します。
前回は我々ZEC(ゼロエミッションセンター)の現状と構想につい
ての中で、特にリサイクルショップについて書かせて頂きました。
今回は再来年以降に建設する予定の中間処理施設について書かせて頂
きます。
中間処理と言っても、焼却処理もあれば、圧縮・減容、破砕、脱水、
乾燥、油水分離、熱分解ガス化と様々な処理方法があります。
その中でも当社で考えている処理は、①圧縮、②破砕、③焼却、④
減容の処理です。実は東村山物流センターでは発泡スチロールの再生
利用の為に減容の中間処理業許可取得の為に現在、動いているところ
です。恐らく平成18年春頃には取得出来ていると思います。
では何故、ウインローダーが畑違いの中間処理業に進出するのか?
についてお話し致します。現在は、お取引先の中間処理企業様のご協
力を頂き、廃棄物処理をしておりますが、月間で約3百万円から多い
時には5百万円程度と多額な金額を支払処理しております。また今後
、エコランドの拡大と共に、処理金額は増える事はあっても、減らす
ことはどんなに分別の努力をしても難しいと考えております。従って
今後の事業拡大を睨むと、どうしても中間処理事業に参入した方がお
客様に安定した値段でサービスが提供出来るのではと思っております。
またお取引先様の方でもゴミゼロを目指して分別・リサイクルの徹底
を図って頂いてはおりますが、当社で本格的にゴミゼロを目指すと銘
打っている以上、そこまでしっかりと出来る企業でなければいけない
と考えているからです。
実際に当社では、オフィスから回収するオフィス什器、コピー機、PC
等と言ったものや、家庭から回収する家具、家電、その他日用品と
いった雑多なものを回収しております。それらをリユース、リサイク
ルの徹底をしても手分解では全体の50%程度が限界です。残り50
%を圧縮・破砕が出来る機械の導入により更に精度を上げ、細かいリ
サイクルの実現によりゴミゼロを目指そうと考えております。
また一部、木くずや廃プラスチックは焼却する処理(サーマル リ
サイクルと言います)の方が、効率が良い場合があります。当社の目
指すゴミゼロとは埋立てする処分をゼロにする為に我々が何をすべき
か?を日々考えて行動する事が重要と思っております。
まだ先の話ですので具体的な候補地の選定等は済んでおりません。
また行政も出来る限り処分場はつくりたくないと考えておりますので
、行政のみならず、そこに住む住民の方々も喜ぶような処理場建設を
目指したいと考えております。

エコニュースVol.13 – インテリアリメイク事業PART1 –

お蔭さまで13号です。今回はインターンシップ生と協働で開発し
た新サービス、「インテリア・リメイク」についてお話させて頂きます。
先ずはインターンシップ生について簡単に述べると就業経験を積み
たい!会社ってどんなとこなんだろう?色んな事に挑戦したい!とい
う学生さんを当社が受け入れて彼らと協働で新事業に挑戦するような
機会です。彼是、受入を開始してから4年を経過しており彼らから生
まれたヒット企画等が幾つか存在しております。彼らの取り組みはま
た別の機会にご紹介いたします。
さてこの「インテリア・リメイク」の発想の原点はと言いますと、
実はエコランドの回収件数が伸び悩んでいた頃、どうしたら回収件数
が増えるのか?と考えておりました。
その時にゴミってゴミだから関わりたくないんじゃない?という単
純な一言がありました。じゃあ、ゴミをゴミじゃない形に出来れば、
もっと多くの方に賛同頂けるサービスになるのでは?と感じました。
それってなにか?と近所の居酒屋で飲んでいる時に話している間に
ゴミをアートにしたら格好良いんじゃない?捨てられているものや不
用なものをリユース・リサイクルしようと試みているものの更に付加
価値をつけてみようという発想でした。
アートって言っても。。。という感じでしたが、私の学生時代の友
人に家具をアートにしている雑誌を持っている友人がいて、その友人
から本を借りました。そこには現在の「インテリア・リメイク」の原
点となっている商品がたくさん掲載されていました。
これは面白い事が出来ると直感しました。今から2年前の事でした。
その後、インターン生の齋藤が一生懸命、美大を駆け回り「廃材をア
ートに」というポスターを貼りました。そうしたところ数名が興味を
持ち実際に当社のセンターに見学に来てくれました。
彼らとしては作品を創る場所が無く、また廃材を一つの作品にする
事に興味を持ち、我々としてはゴミを少しでも減らせればとお互いの
思惑は一致しました。その後一年の時を経て東京造形大学の益田教授
との出会いがありました。そこからの話しは次回にまたさせて頂きます。
今回はその東京造形大学の学生さんたちと一緒にエコプロダクツ2
005に出展をします。彼らが廃材をもとにした作品をブースに展示します。

 

エコニュースVol.14 – インテリアリメイク事業PART2 –

お蔭さまで14号です。今回は前号の続きであるインテリア・リメ
イク(われわれは勝手にRe-ariseと呼んでおりますが)についてお話
させて頂きます。
東京造形大学の益田教授はサステナブル学科で活動しております。
サステナブルって一言で申し上げると持続可能という事です。持続可
能な社会を創る為にアートは何で貢献できるか?そんな事を学生の皆
さんに教えておられます。持続可能の中にはゴミを出さないようにする
仕組みづくりや環境に配慮した製品の制作なども含まれます。
私たちは不用品(その中でも合板で創られている家具で再生が難し
いもの)を何とかして処分以外の道は無いか?益田教授はアートで持
続可能にする為には?というお互いの思惑が一致しました。
その後、益田教授にセンターにご来社頂き我々の不用品の現状(回
収からリユース、リサイクルまで)を見て頂き、その中でも美大生の
有志数名で行っていた家具の再生事業に興味を持たれました。
その益田教授にご縁を頂きお会いした方がイデーというデザイン家
具(建築やデザインの分野では権威)を立ち上げた黒崎さんという方
です。今でも鮮明に覚えているのは、初めて黒崎さんに事業内容を見
て頂いた時に言われた言葉です。「やっている事は素晴らしい事をや
っている。但しこれでは日曜大工の延長で趣味か遊びの世界でしかない。
事業として本気で取り組む気概があるのか?」という厳しい言葉でした。
社会の為に良いことをやっている。とは思ってはいたものの、どう
やったら事業化出来るのか?について悩んでいたので、その言葉を頂
いた時にはやっぱりそうかと思うと同時に心に突き刺さった一言でした。
その黒崎さんや益田教授、他にもTVチャンピオン優勝者の南さん、
海外での有名なデザイナーの方々と本当に多くの方に支えられてよう
やく形になってきたと思っております。
今回はエコプロダクツという(12月15〜17日)イベントがあり、
お蔭さまで15万人という本当に多くの方に見て頂きました。またそ
の中でも興味をもってお話を真剣に聞いて頂いた方々がいらっしゃっ
たので私たちも今以上に真剣に取り組みゴミのアートも含めたリユース、
リサイクルの促進。そして目標であるゴミゼロと事業化に取組もうと
固く決心致しました。
本プロジェクトは未だ始まったばかりです。インターン生から当社
の新人やベテランまで、回収に携わっている人から倉庫内で仕訳をし
て頂いている人、受付に携わっている人、企画をしている人、多くの
皆さんの協力で成り立っております。私たち全員でゴミゼロと事業化
に取組んで行きますので今後とも応援の程、お願い申し上げます。

エコニュースVol.15 – 企業向けのエコランド –

お蔭さまで15号です。今回はいよいよ当社がやっているエコラン
ドの企業様向けへのサービスについてご紹介させて頂きたいと思います。
エコランドは家庭ばかり?と思っているお客様もいらっしゃるかと
思います。実は現在のお客様の3割程度は企業様でございます。企業
様の規模は1人でやっておられるSOHOの事務所から1万人が働く大規
模なビルまで回収を行っております。
実際に企業様にはどんなニーズがあるのでしょうか?これまでは規
模の拡張により事務所移転に伴う場合は逆に規模の縮小や統廃合に伴
う事務所移転、年末の大掃除や事務所内のリフォーム、オフィス内で
使用している什器の入れ替えなどで、これまで使っていたオフィス什
器や書類関係、その他廃棄物が廃棄されます。
実際に私たちが回収する際にはお見積り、作業工程表等を提出させ
て頂き、その後実際の作業となります。作業によっては1時間で終わ
ってしまうものから1ヶ月で延べ300人以上で行う作業まで本当に
多岐に渡ります。当然、作業時間も日中の作業もあれば夜間作業まで
お客様のご要望に併せてございます。
また作業によっては病院や企業の診療室にあるレントゲンの解体や
某大手銀行様の地下金庫の解体、大型の重機解体、連結キャビネの解体、
パーティションの解体から部屋毎、そのままでダンボールへの箱詰め
から机の中の廃棄物の分別まで千差万別の対応があります。そういっ
た作業も当社では慣れている社員が対応しますので見ていて気持ちが
良いです。
最近ではセキュリティ強化や個人情報保護法の関係で特に重要機密
書類の廃棄には注意をしております。お客様からダンボールのまま廃
棄して頂き、そのままの状態で溶解処理を行う事もございます。また
当然、パソコンも同様にハードディスクを物理的に破壊する方法を取
る場合もあればNASAで採用されたソフトを用いてのデータ消去もやっ
ております。
環境保全の面から考えますと回収するデスクや事務椅子、ロッカー
、応接セット、コピー機やFAX、パソコン、プリンター、金庫様々な
ものがありますがリユース出来るものはしっかりリユース致します。
またリユース困難なものは鉄、プラスチック、木、紙といった素材に
解体、分別後、徹底したリサイクルを行っております。またその他、
現在挑戦しているのは不用なオフィス家具もRe-araiseしちゃおうと
考えております。先ずは第一弾として当社の事務所をRe-ariseしたい
と思っております。

 

エコニュースVol.16 – 企業向けのエコランド –

お蔭さまで16号です。今回は僕自身が何故「廃棄物」に興味を持
ったのか?という事について書かせていただきます。
そもそものきっかけは今から8年前の事です。杉並区倫理法人会と
いう、ちょっと聞くと何の会だ?と思う会が主催する街の清掃美化の
ボランティアがきっかけでした。
当時はこう見えても銀行員だった私は、休日の土日を利用してアメ
リカンフットボールをやっておりました。それが怪我で出来なくなっ
てしまい休日を無駄に過ごしておりました。それを見かねた当時の会
の会長(私の父でありウインローダーの社長ですが)からボランティ
アあるけどやってみるかい?という誘いがあり「ハイ!喜んで!」では
無かった気もしますがやってみました。
やってみると色んな事に気づくものでその中の一つが「ゴミ」の事
でした。それは大体掃除をする地域は商店街等、飲食店が多い地域な
のですが、その場所はご存知の通り食べ物のゴミが非常に多いです。
毎週同じ事をしている自分がいたのです。カラスや猫に引っ掛かれて
ヘドロのようになっているゴミをいつも掃除をしていた自分です。「
何故、ここにゴミ箱を設置しないのだろう?」という単純な疑問から
興味をもったのがきっかけです。元来、面倒くさがりなのでここにゴ
ミ箱があればヘドロと格闘する事も無いのにといった事でした。
きっかけを持つと動くもので普段行った事も無い図書館に足を運ぶ
ようになりました。当時は今ほど環境についての本も多く無かった気
がします。その本の中に豊島問題について書かれた本(確か弁護士の
中坊さんが著者だったような気がしますが)があり、そこでゴミって
僕が感じた事以上に色んな問題があるんだって気づきました。
また何かの文章にゴミ箱を設置しない理由の一つにモラルの無い方
によって分別されないままゴミ箱が利用されてしまうので返ってゴミ
箱を設置しない方が良いという文章が書いてあるのを読みました。
ん、それって違うんじゃないかなって。自治体はカラスや猫の対策
にはお金を掛けるけど、それってゴミ箱を設置すればそもそもの根本
から防げるんじゃないかなって。ネットをはったりペットボトルやCD
の円盤を設置したり、それこそ美観を損ねるのでは?って思いました。
一部のモラルの無い人が居るから設置しないのってどうなの?(今
、考えれば恐らく他にも多くの理由があって自治体も設置しない事に
なったんだろうと信じておりますが)って思いました。
もっとモラルの無い人たちだってモラルが無くなる理由もあるんだし、
そもそも分別やリサイクルに協力したくなるように仕組みを創って行
くのが良い社会になる近道なんじゃないかなって。そうは言っても現実、
なかなかそうならないというのが最近になって分かってきたことでは
ありますが・・・。

そんな社会になるように努力したいなって思ったのがそもそもの「廃
棄物」に興味をもったきっかけです。
未だ書き足りない事がたくさんあるので次回も我侭言わせて頂き続
きを書かせて頂きますね。いつも読んでいただきまして有難うござい
ます。

 

エコニュースVol.17 – 企業向けのエコランド –

お蔭さまで17号です。今回は前回の続きで僕自身が何故「廃棄物
」に興味を持ったのか?という事について書かせていただきます。
何故そこまで廃棄物に興味を持ったのか?というと今から丁度8年前、
ウインローダーもバブルがはじけて売上が減っているという事を聞き
ました。実は銀行員だったので取引先のデータは見れたので、こっそ
りウインローダーの企業研究をしていました。また働いている間も幹
部社員の皆さんの会議等があれば出席させて頂き、「全国から到着の
荷物は結構あるけど全国へ発送する荷物が集まらないんだ。」という
声を聞いておりました。
たまたま父に誘われてはじめた掃除の活動でしたがそこで廃棄物に
興味を持った事と、当時の会社が置かれている環境が何か私に教えて
くれたような感覚がありました。何て言ったらいいか非常に難しいの
ですが・・・。
物流の仕事は行きに配達して帰りに荷物を集めて来るから効率良く
お客様にも喜んで頂き結果、利益がついてくると秋山常務から聞いて
いたので、集まる荷物が少ないのであれば『廃棄物』でも立派な荷物
なんじゃないかな?って思ったんです。図書館で調べてみると本当に
『廃棄物』って様々な問題があったので、これは僕に与えられた使命
なんでは!!!と勝手に一人で熱くなっていたような気がします。
で勢い余って働いていた銀行の支店長にゴミ屋さんと物流を絡み合
わせた仕事をしたいので退職したいのですが、と申し出て円満(?)
退職をしました。
とは言うものの右も左も分からなかったので先ずは現場がどうなっ
ているのか?を知りたくて清掃職員のアルバイトをしました。一ヶ月
と短い間のアルバイトでしたが、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資
源ごみの回収を実際にやってみて本当に多くの事を学びました。また
更に『廃棄物』に対して今まで以上に疑問を感じるようになりました。
そのうちの大きな疑問の一つに粗大ごみが上げられます。回収して
いる作業員の人たちも口を揃えていたのが「MOTTAINAI(勿
体無い)」でした。未だ使えるのになぁって言うのが感想です。持っ
て返っても良いですか?と聞いてみても勿論、答えはNoでした・・・。
粗大ごみ何てあまり汚れていないし運べるし欲しい人もいるんじゃな
いかなって思ったのが今やっているサービスの原点だったような気が
します。
まだまだ書き足りませんので、続きは次回書きます。お楽しみにして
いる人がいるか居ないか分かりませんが、お楽しみに

エコニュースVol.18 – 企業向けのエコランド –

おかげさまで18号です。前回に引き続き、僕自身が何故「廃棄物
」に興味を持ったのか?という事について書かせていただきます。
前回は、粗大ごみなんて、あまり汚れていないし、運べるし、欲し
い人も居るのでは? と感じたことが現在のエコランドに繋がってい
ると書きました。今回はその後について書かせていただきます。
話しが少し前後してしまいますが、ちょうど、銀行を退職した時に、
その時に使っていた電化製品や家具を持って帰りました。何点かは必
要無くなったので、当時入っていた寮の倉庫に置いておきました。そ
こは次に入ってくる寮生の為に不要なものを置ける場所で、とても寮
生からは重宝されている場所でした。
千葉の松戸の寮から、荻窪の実家に戻る際に途中、リサイクルショ
ップを見つけました。あっ、「ひょっとしたら売れたものがあったか
も」と思って店内をのぞいてみると、私が倉庫に置いた商品に似た物
が結構な値段で売られておりました。それを見て、不要な物でも商売
になるんだって直感的に感じました。
その記憶を残しつつ『廃棄物』に興味は持ったものの何からすれば
良いのか、さっぱり分からない私は、清掃職員のアルバイトをして、
いくつかの気づきをいただき、その疑問点を図書館で借りた本の人に
送ってみたりもしました。そのうちの一人の方から『廃棄物』の学会
での発表の機会を頂きました。
その後、友人の紹介で、アメリカの廃棄物処理会社の視察をされた
方にお会いしました。『廃棄物』の学会にもご出席頂き、その後、懇
意にさせていただく中で「アメリカの廃棄物処理会社に行ってみれば
?」と軽く言われたのを覚えております。『廃棄物』に興味を持った
ものの何からやれば良いのか分からなかった私にとってはまさに渡り
に船でした。その後、慣れない英語でFAXを送り、様々な障害はあっ
たものの何とか渡米する事が出来ました。
アメリカの廃棄物事情については、またの機会で詳しく書かせてい
ただきます。その会社はWaste Industriesという上場している会社で
、とても勢いがありました。2000年当時のアメリカはいわゆるド
ットコムバブルの時代でしたが、その時代に『廃棄物』という地に足
の着いたビジネスを見れたことが、今思えば幸せだったなぁと感じます。

 

初めてのアメリカでまずは車の運転が出来ないと話にならないので
、まずは車を運転しました。何の仕事が出来るかも分かりませんので、
まずは一通りの流れの説明をして頂きました。英語は勉強してたはず
なのに・・・さっぱり分かりませんでした。
その後、まず驚きだったのが現場でした。明け方の3時に集合って
事でしたので行って見ると・・・そこにはK-1かと思うほど自分より
大きい黒人の皆様方が明け方だっただけに目が血走って見たことも無
い日本人の私に目線が集中しました。
「Good Morning!」って、どこが「Good Morning!だぁ」と思いな
がらのスタートでした。
また紙面の関係もありますので、続きは来月です。今月も読んでい
ただいた皆様、ありがとうございました。

 

エコニュースVol.19 – なぜ廃棄物に興味を持ったのか –

おかげさまで19号です。前回に引き続き、僕自身が何故「廃棄物」
に興味を持ったのか?という事について書かせていただきます。
前回は、アメリカにいよいよ行って現場の体験をというところだっ
たかと思います。今回はそれに続き「Waste Industries」社の概要と
実際の現場での体験報告を兼ねて記載したいと思います。
先ずは「Waste Industries」社の概要ですが、実際に私が訪問し
た際には2000年でしたので現状は変わっているかもしれません・・・
。1970年に現CEOのLonnie Poole氏が廃棄物埋立地運用受託から次第
に中間処理、運搬業へと発展し、現在米国南東部(North Carolina,
South Carolina, Virginia, Tennessee, Mississippi, Alabama
,Georgia, Floridaの8州)で事業展開しています。1997年にNASDAQに
上場をしました。従業員数は約2000人、支店数は42店で36万以上の顧
客にサービスを提供しています。1999年度の売上は約230億円で、企
業目標は北米第一位のサービス会社になること。2000年度の目標は企
業の10%成長でした。
また今後、米国南東部の充分な埋立可能地域を利用し地域的な事業
範囲の拡大を求めるとともに、業務の垂直的統合を目指し埋立事業そ
のものへの進出、回収〜最終処理まで一括で手掛けることにより経済
的優位、効率化を図る予定でありました。少し固いかもしれませんが
、概要なので。
続きまして現場をお手伝いさせて頂き日本との違い等、感じた事を
書きます。実際にアメリカの回収は日本とは違い、素手での回収では
ありませんでした。基本的には各家庭の玄関先に大きなゴミ箱が置か
れていてそのゴミ箱をトラックの荷台に設置しレバーを引くと自動的
に箱が空になる仕組みでした。日本では回収の際に素手なので一歩間
違えれば注射針や棘などがあるので流石だなぁと感じました。
他にもアメリカでは各家庭で廃棄する際にインターネットから注文
でき実際にどのくらいの排出量でいくらの料金かが把握出来る仕組み
になっておりました。最も私が行った際には2000年の出来事で、ドッ
トコムが騒がれていた頃なのでインターネットを活用していたのかも
しれませんが。

但し全てが良いという訳ではありませんでした。アメリカは国土が
広大な為、ほとんどの処理は普通の土地に埋立処分をしているのが現
状なのですが、埋め立てる場所が山ほどある為、日本ほどリユース、
リサイクルが活発化されておりません。
その他、経営者の方に直接、経営理念の大切さや経営について、ま
まならない英語であるにも関わらず教えて頂けたのは貴重な体験だっ
たと思います。
また紙面の関係もありますので、続きは来月です。今月も読んでい
ただいた皆様、ありがとうございました。

 

エコニュースVol.20 – なぜ廃棄物に興味を持ったのか –

おかげさまで20号です。前回に引き続き、僕自身が何故「廃棄物
」に興味を持ったのか? そしてその後、どういった行動を取ってい
るのか? という事について書かせていただきます。
前回までは、アメリカの回収現場での経験を書かせていただきました。
実はその後、経営について学びに行っています。本当は、米国のMBA
で勉強したかったのですが、英語がどうにも上達しなかったので、国
内の大学院に通いました。今となっては結果的にその方が良かったの
かも、と思っていますが。
廃棄物に興味を持った私が、なぜ、「経営」なのか、なぜ、「MBA
」なのか? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。廃棄物に
興味を持ってから多くの方に教えを受けたのですが、その中に、柳原
教授(私の恩師であります)がいらっしゃいまして、「君は廃棄物に
ついて興味があると言っていたが、ビジネスとしてなのか? 行政と
いった立場のどちらとして興味があるのか? 」と聞かれました。

そう聞かれると困ってしまうもので、どっちだろう? と今思えば、
純粋だったなかと感じますが、考え込んでおりました。
廃棄物を少しでも削減できる、環境に良い仕組み作り。これは素晴
らしい事です。でも、自分自身が、ビジネスとして取り組んでいない
とどうなんだろう? 一銭にもならない中で、一生懸命取り組んで、
はたして満足出来るのだろうか? 人一倍強欲な私なのですが、純粋
にどうなのか? と悩みました。
結論から言えば、やっぱりお金持ちにもなりたい! ビジネスとし
て成功させたい! と素直に思いました。そして、環境問題にも役に
立ち、お客様にも喜ばれ、ビジネスとしても成功している! それが
最高だ!と浮かれ調子になっておりました。
そんなわけで、その先生に「ビジネスとして成功したいです! 」
と話に行くと、「ビジネスは君が考えるよりはるかに難しいから、ま
ずはビジネスの勉強をしたらどうかね? 」と言われました。自分で
やろう! と思って銀行を退職したものの、何からやればいいのか全
く分からず、右も左も分からなかった私にとっては、渡りに船といっ
た感じでした。
授業料など、どのくらいのお金がかかるか等については、全く考え
もしなかったです。今思えば、その後始めたビジネスが失敗に終わる
のも、当時からの無計画さで、両親への甘えが大いにあったからでは
ないかと反省出来ますが、当時はそんな事は全く考えてもいませんで
した。両親には本当に頭が上がりません。
こうして書いてみると、両親を含め、多くの方に支えていただき生
きているんだなぁ、と改めて実感することができます。感謝です。

続きは来月です。今月も読んでいただいた皆様、ありがとうござい
ました。

エコニュースVol.21 – なぜ廃棄物に興味を持ったのか –

おかげさまで21号です。前回までは、ビジネススクールに入るき
っかけについて書きました。今回は何をやったかについて書きます。
ビジネススクールでは1年目はマーケティング、人事戦略、情報シ
ステム、経営戦略、マクロ経済、ミクロ経済、起業家論、企業倫理、
会計学、企業財務、本当に多岐にわたって勉強しました。6名グルー
プの仲間と前日までに読んだケースをもとに議論をし、50名単位の
授業でクラス討議を行いました。
大学、社会人でつちかった経験や知識を背景に議論をするのですが、
いま思えば、あの時間は自分の頭の引き出しがたくさん創れた時間だ
ったなぁと感じます。
特に、マーケティングや人事戦略といった具体的な授業ははじめて
の知識でおもしろかったです。また、当時の私は26歳だったのですが
、平均年齢35歳程度と実務経験が豊富な仲間(先輩)に多くの事を
教えていただきました。その仲間と議論したグループ討議、クラス討
議の光景が、今でも自分の支えになっていると感じます。
もともと、廃棄物の世界で何か新ビジネスをと入ったビジネススク
ールでしたので、はじめの2週間程度の夏季休暇を利用して、その仲
間と古紙業界についての調査・研究を行いました。
実際に古紙回収会社、古紙問屋、製紙会社、組合、業界団体、行政
等さまざまな方から話を伺って半年程度の勉強したことの復習の意味
も込めて企画書を作りました。 未だに当時の企画書を眺めることも
ありますが一生懸命作成した企画書は自分の宝になっています。何か
あった時にはいくつかの企画書を見返して当時の思いを思い出すと「
よしやろう!」という気持ちになります。
1年目も後半に入るとゼミの選択になります。私にビジネススクー
ルへの機会を与えてくださった柳原教授のもとでご指導頂けるように
お願いに行きました。 それからというもの、学校よりもフィールド
ワークの方が多くなり、実際に廃棄物についての文献をまとめたり、
行政や業界団体の方の意見を聞いたり、時には無償で働いたり、とに
かく、時間を廃棄物の世界で何か新ビジネスが出来ないか?に費やし
ました。
結果、自分の中で“粗大ごみのリユース”というぼんやりとしたイ
メージができてきました。実際に自分が自治体でゴミ回収を行ってい
た時の「未だ使えるのに勿体無いなぁ」や「リサイクルショップに売
れば良かった」というちょっとした思いを形にしてみようとなったの
がきっかけです。
何となく自分の心の奥底にある声を形にする事がそこから始まりま
した。自分の心の奥底にある声を形にするというのが実はとても大変
なことでイメージを創っては壊し、創っては壊しの連続でした。また
せっかくのビジネススクールなので仲間に説明をすると「いけてない
。」や「いまいち。」といった言葉を聞くとがっくりきたものです。
最後に“リサイクルリンク”という会社の設立をしようと思ったき
っかけは、何を考えていても企画しても実際にやってみなければ始ま
らない。結果はどうあれ自分のイメージを形にして「やってみよう!
」ということでした。
続きはその後どうなっていくか?については次の紙面に書きますね。
また来月をお楽しみにして下さい。

エコニュースVol.22 – なぜ廃棄物に興味をもったのか –

おかげさまで22号です。前回までは、ビジネススクールに入るき
っかけについて書きました。今回は何をやったかについて書きます。
リサイクルリンクという会社を設立して、本当にたくさんのことを
学ばせていただきました。一番の学びは「お客様・そして社員の皆さ
んの重要性」でした。そこにたどり着くまでの道のりについて話そう
と思います。
リサイクルリンクを設立したのが2001年5月24日、当時は学
生ベンチャーのブームの真っ只中でした。私は一方で大学院生という
肩書きがあったので、設立した時は学生ベンチャーでした。 ビジネ
ススクールで学んだ理論をそのまま用い、ビジネスモデルを創りました。
ビジネスモデルコンテストがあると必ず優勝するくらいのビジネスモ
デルでした。賞金だけで650万円もいただき、マスコミからももて
はやされ、何も実践をしていなくて既に成功したと思ってしまいました。
NHK、日経新聞、読売新聞、東京新聞、地方紙、雑誌ではAERA、ア
ントレ、業界紙ではリサイクル通信、循環型経済新聞、イベントでは
日本が輩出した100人の起業家達というイベントにも選出してもら
い(その席上では「ホリエモン」や「サイバーエージェントの藤田さ
ん」、「フルキャストの平野さん」他多数の経営者がおり)何もやっ
ていないのに成功した気分になってました。
正直、世の中簡単だなぁくらいに思ってました。そんな環境の中、
いざ始めてみたらあら大変。現場の苦労も知らずにつくった理論理屈
のビジネスモデルだったので、色んなところに障害が出ました。実際
に現場を知っていればそういった障害もやりながらクリアしたのでし
ょうが、全くの畑違いのビジネスだったので、正直どうしたら良いの
か分からない状況が続きました。世間からはもてはやれていた分、
手がつけられず、なぜ、現場の皆さんは分からないのか? お客様は
理解してくれないのか? と矢印を外に向けて送っていた日々。今と
なっては色んなことに反省がありますが、当時は全て周りのせいにし
ておりました。
そんな中、とある研修に出会い・・・と良くありがちな流れと思い
きや、その研修でも私は多くのことに気づかなかったのだと思います。
最終的に自分の愚かさに気づいたのは、外国人投資家というちょっと
変わった方から「3億円出すから」と言われた時。ふと我に返りました
。何も成功していないのに3億円!? 何故だ? これはどういった意
味なのか? 自分は何の為に生きてきて何をしようとしているのか?
色んなことが交錯しました。
もっともっと書きたいのですが紙面って無いものですね。そろそろ
違った話題も書きたいと思っておりますので次号は、そのビジネスモ
デルについて書きます。当時の想いは変わらないので、自分の為にも
書いてみようと思います。

 

エコニュースVol.23 – なぜ廃棄物に興味を持ったのか –

おかげさまで23号です。前号では、リサイクルリンクを設立とし
た2001年当時のようすについて書きました。今回はその時の会社のビ
ジネスモデル(事業として何を行なっているのか)について書こうと
思います。
リサイクルリンクのビジネスモデルのポイントは、「リサイクルフ
ィルター」と名付けた、不用品をリユース(再使用)するためのシス
テムと、インターネットによる情報提供にありました。
1.「リサイクルフィルター」のしくみ
① まず、ご家庭や企業から出る不用品を、主にインターネットを窓
口として受付けます。② 回収のとき、お客様から運搬費と処分費を
いただきます。③ 回収された不用品は、リサイクルショップを集め
て開催する、オークションを通じて販売します。④ このオークショ
ンで落札されれば、最初にもらった処分費と落札価格の合計額の7割
をお客様に返却します。落札されなかった場合には、業者に適正な処
分を依頼します。
2.インターネットを用いた情報提供
リサイクルフィルターの①から④までの流れをすべて、インターネッ
トを通して公開します。透明性を確保することで、環境対策に対する
全ての人の意識を変革することが目的でした。また、HPには、リサイ
クルショップ検索機能、不用品価値算定機能、電子マーケットプレイ
ス機能を盛り込みました。
① リサイクルショップ検索機能
全国のリサイクルショップ(リサイクルリンク会員)を紹介します。
リユース品の購入と利用を、一般消費者に促すためです。②不用品価
値算定機能についてリサイクルショップでの買取価格というものは、
相場が分かりにくくなっています。HPを通じて、不用品の価値を算定し
、お伝えすることができるようにしました。

③電子マーケットプレイス機能について
HPに「売ります・買います」の電子掲示板を設けました。売りたい品
物・希望価格などの条件を書き込めば、複数のリサイクルショップと
やりとりができます。また、リサイクルショップ同士での商談や、リ
サイクルショップから消費者への直接取引も可能でした。
もう紙面がつきてしまいました。次号ではなぜこういった仕組みで
事業に取り組もうとしたのか、その背景について書こうと思います。

第3回エコランド座談会!

10月21日土曜日14:00〜15:30にかけて
『エコランド座談会vol.3 〜安心のサービスとは?〜』
と題した座談会を開催いたしました。
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当日は、お忙しい中5名の方々に参加していただき「安心」というテ
ーマのもと、様々な、そして大変貴重なご意見を頂戴いたしました。
その際いただきましたご意見は、早速エコランドのHP上、「PCデータ
処理実績」に反映させていただきました。今後もお客様の声にしっか
りと耳を傾け、サービス向上に努めてまいります。
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① どうして不用品を処分しようと思いましたか?そのきっかけは?
「10年来のPCを、データ消去の含め処分して頂きたかった」「モノ
が溢れていたので」「転居を考えているので、これを機に家具を処分
しようと思いました」「実家の引越しを考えているから」「引越しで
、色々なゴミを処分したかった。」「ベッドマットが市のサービスで
は引き取ってもらえなかったため」
② エコランドのイメージは?
「座談会を催しているという点でも、信頼度がかなり高い」「いい会
社のイメージ」「環境に配慮している点で、きれいなグリーンのイメ
ージになりました」「リサイクルに力を入れていることを、すぐに把
握することができなかった」「かわいらしいカバが印象的でした」
「HPから、サービス一つ一つがキメ細やかな第一印象を持ちました」
「受付の方の対応がスムーズでしたので、指導が行き届いているとい
う実感を持った」
③ HPはいかがでした?
「料金表が載せられており、確認できるので安心」「会社の規模をす
ぐに確認できてよかった」「もっとエコやリサイクルの情報があると
良いと思う」「深く見ていくと良いサービスなのがはっきりとわかる
。多くの人に見て頂けるよう工夫するといいと思います」「これまで
の回収実績があるといいと思います」「レディースサービスはHPで知
ったが、女性向けのすばらしいサービスですね」「問い合わせ先フリ
ーダイヤルであるのは、安心の絶対条件でした」
1109shashin4.jpg
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④ サービスを利用してみてどうでしたか?また利用したいと思いま
したか?「最初にお願いをしていなかったものも回収していただき大
変助かった」「短時間でテキパキ持っていってくれてよかった」「姿
見を当日に追加して頼んだが、急な要望も適切に対応していたように
思う」「自身の住んでいるエリアで調べ直すかもしれないが、その条
件が同じならエコランドを利用したい」「実績が把握できれば、もっ
と安心して利用できます」「もっと多くの人にこのサービスを知って
もらいたいと思った」「友人に困っている人がいるので、すぐに紹介
したい。」
⑤ 安心のポイントは何ですか?
「これまでの回収実績の開示は必要だと思う。特にPCデータ消去の信
頼性は、具体的数字を載せると説得力があり、安心できる」「個人情
報の漏洩を防ぐこと。その後の取り扱いも徹底してほしい」「回収品
を社会に再び価値あるものとして送り出していることをもっとPRする
とよい」「より透明性を高くすること」
1109syashin6.jpg
頂いたご意見・ご感想(クリックすると拡大します)





何でカバなの?

kabamarkorange.jpg


・カバのようにほほえましく誰からも親しまれる会社づくり。

・人間の不完全さを自覚し、お互いにカバーし合う友情。

・正直者がバカをみない、正しい評価システム。

・カバのような大きな包容力のある人材育成。

このような願いを込めて、カバマークを企業マスコットとして採用しています。

エコニュースVol.24 – リサイクルリンクの背景 –

おかげさまで24号です。前号では、不用品をリユース(再使用)
するためのビジネスモデル(事業として何を行なっているのか)につ
いて書きました。今回はその背景についてご説明したいと思います。
ゴミが最後に行き着く場所は埋立地です。この埋立地、なんと残
り13年で一杯になってしまうそうです。ところが、粗大ゴミの量は年
々増えてしまっています。今までは、粗大ゴミを捨てたいと思った時
は役所にお願いしていました。これはそのまま最終処分場にもって行
かれて、埋め立て処分されてしまいます。
最近になって、資源を再利用するための法律ができたので、テレビ
・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・パソコンについては、ある程度リサイ
クルの流れに乗っています。しかし、お店に持ち込んで処分してもら
うという手間がかかるので、結果として、不法投棄も増えてしまって
います。
その人には要らなくなったものでも、他の誰かにとっては必要なもの・
欲しいものということはよくあります。再使用可能なものは、リユー
スして再使用する事が大事です。しかし、現実にはリサイクルのシス
テムがうまくできておらず、そのまま捨てられてしまっています。こ
れはとても、“もったいない”事です。
この状況を何とかしようと立ち上げたリサイクルリンクでは、この
リユースの動きを活性化しようという狙いで、インターネットを利用
した仕組みづくりをしました。
リユース品をネットで取引する時の一番の問題点は、価格の不透明
さにあります。リユース品には、状態、形状、動作状況等、一つ一つ
の商品それぞれに個性があります。したがって、この商品はいくらな
のか? を判断するリサイクルショップそれぞれの判断によって、同
じ商品にもかかわらず、いろいろな値段がついてしまうことになります。
売りたいとは思っても、どこなら高く買ってもらえるのか、分かりに
くくなっているため、結果として商品の流通が抑えられていました。
また、ネット上では、実際に見て確かめることができないため、売買
にはつねに不安感がつきまといます。マイボイスコム社が行った「イ
ンターネットオークションの利用に関する調査(1999年9月実施)」
によると、インターネット利用者のオンラインオークション参加時の
不安点として、「本物かまがい物かが不明」38%、「取引の信用」13%
、となっています。

こうした、価格の不透明さ・売買への不安感といった問題点に対応
するため、リサイクルリンクのHPには、前号でもお伝えしたとおり、
リサイクルショップ検索機能・不用品価値算定機能・電子マーケット
プレイス機能を設けたわけです。

次回はいよいよリニューアル予定のエコランドの新サービス(エコ
ランドオークション)について書きますのでお楽しみに下さい。

エコニュースVol.25 – エコな新サービス登場! –

おかげさまで25号です。前号では、不用品をリユース(再使用)
するためのビジネスモデルを考えた背景について書きました。今回は
、いよいよ1月からリニューアル予定の、エコランド☆オークション
について述べたいと思います。
約4年前に行なってっていたサービスは、お客様からの不用品をリ
サイクルショップ専門の市場で売却し、売れたらその金額の70%と
、預かっていた処分費を返金というサービスでした。
このサービスにおける失敗点はいくつかあったと思いますが、大きく
は3つです。① リサイクルショップ専門の市場であったため、売れ
る商品に偏りがあった。② 売れた金額の70%と、預かっていた処
分費の返金をすると会社にお金が残らなかった。③ お客様の気持ちは
、売れる商品であればその場で現金が欲しい。といったところでした。
そういった失敗点があったものの、世の中の誰もが、要らなくなっ
た物・捨てたい物を必ず持っています。それを回収して、売れる物は
販売し、売れない物は分別解体を行って素材として販売し、なるべく
埋立する廃棄物をゼロにしようという試みでスタートしたのがエコラ
ンドでした。

おかげさまで、サービス開始時の2004年9月は回収が261件だったサー
ビスも、翌2005年9月には596件に、そして、2006年9月には824件と
大変好評を頂くサービスに発展致しました。
しかし、当社のサービスをご存じなく、この業界自体に不信感を持
っているお客様がいらっしゃることを思うと、ますます頑張らなくて
はと思っております。
そんな我々が今回リニューアルする目的は、更に徹底したリユース
により、ゴミゼロへ加速したいという思いからです。前回のオークシ
ョンでの失敗点はそれぞれ、 ①⇒リサイクルショップ専門の市場を
ヤフーオークションに変更することで、より多くの方々に見て頂き、
リユースされる可能性を高めるように改善しました。②⇒返金につい
ても、ビジネスとして継続していくためには、売れた金額の10%程度
かと現在、テストをしている最中です。③については、来年2月にオ
ープンするリサイクルショップを稼動させることで買取できる商品は
買取していこうと考えております。
まだまだこのエコランド☆オークションについては書きたいことが
たくさんあるので、紙面が足りませんが、本気でゴミゼロの実現を考
えている中での再チャレンジです。不安も多くありますが、一人でも
多くのお客様の環境貢献に対するお手伝いが出来ればと考えております
。今後とも社員全員で力を合わせてゴミゼロを推進して参りますので、
より一層の応援よろしくお願いいたします。

第4回エコランド座談会を開催!

2006年11月25日(土)毎月恒例の第4回座談会を開催しました。
月末のお忙しい中、3名の方にお集まりいただきました。
みなさん千葉にお住まいでしたが、はるばる杉並までいらしていただけました。

座談会後にアンケートをお願いしているのですが、
座談会に参加されたことで、エコランドのイメージに変化はありましたか?
という問いに対して、

「きちんとした会社なんだと認識しました」

「はい。回収の時だけでなく、その後の回収物の流れも分かり、
きちんとした会社だと感じました」

「座談会で思ったことを言えて聞いてもらえたので、
とてもイメージUP!」

という感想をいただけました。
また、座談会全般に対する感想については、以下のようにいただきました。



【インタビュー内容】
(1)不用品回収のきっかけはなんですか?
「2階にいらないモノを集めておいた場所があったんですが、部屋を
広く使うのに邪魔だと思い、処分しようとしました。ベッドとか机と
かを一人で下ろすのは無理なので、業者さんを探しました」「春に、
引っ越すのでエアコンの移設を取り外しからやってもらえるところを
探しました」「まだ使えるもので、新品にしたほうがいいか悩んだ。
寿命があるから買い換えたほうがいいとアドバイスを受けたけど、使
えるものを処分するのはもったいないとも思った」

(2)不用品回収業界に対するイメージはどうですか?
「軽トラで『無料で回収します』とまわっているところなんか怪しく
感じます。いいイメージがもてないです」「壊れた電化製品を『無料
回収』のところに渡そうとしたら、運送費が無料で、処分費はかかる
と言われた」「値段があまりにも安すぎると、リサイクル料金とかか
かるはずなのに、何でこんなに安くできるのか、と逆に不安になって
しまう」

(3)エコランドの決め手は何ですか?
「思い立ったら早く処分しようと思い、色々なところに問合せをしま
した。エコランドは、返信が早くてやり取りが早かった。見積もった
金額以上は一切かからないという点が良かったです」
(4)サービス利用の感想はどうですか?
「思った以上に早く終わりました。若い感じの人でしたが丁寧で、あ
いさつもきちっとしてました」
(5)エコランドに対するイメージはどうですか?
「一度利用したので信用できます。座談会に来るのも自分的には何の
不安も無かったです」「座談会をしている風景を画像で見たときに、
クリーンなイメージを覚えました」

他にも、レディースサービスや夜間回収サービス、PCデータ消去サー
ビスなどの新サービスや、紹介キャンペーンの仕組みなどについてた
くさんの意見をいただくことができました。皆様の声は必ずHPやサー
ビスに反映してまいります。本当にありがとうございました!

 

エコな年賀状が誕生!

エコランドオリジナルのカレンダーが誕生しました。

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もちろん、タダの卓上カレンダーではありません。
ふつう、過ぎ去ってしまった月は、もう不用のページとなってしまいます。
しかし、このカレンダーは“リサイクル心”がひと味ちがいます。

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終わった月を、ぺりっとはがせば・・・

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なんと、コースターとして使えるのです!

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デザインは月によって変わる愛くるしい12種類をご用意。
1年がたつのが待ち遠しい出来となっております。

ゼロエミッションセンターでの流れ

ZECは、エコランドで回収してきた不用品を、
分別・解体し、リユースまたはリサイクルを行うための場所です。

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完全に壊れていない家具や家電やパソコンなどは、種類ごとに分け、
まとめておきます。これらは、そのまま、あるいは修理を経てリユースできます。

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リユースできないものに関しては、リサイクルします。
これには、もう一度原料に戻す作業が必要です。
素材は、金属・木材・古紙・プラスチックなどです。

例えば金属。この分別のためには、壊れた椅子や机についている
金具を取りはずします。雑誌・書類などの古紙は、
ファイルに綴じこまれている場合がありますね。この金具も取り外します。

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木材は、壊れた家具などをさらに解体して、板にします。

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こうしてコンテナに素材ごとに分けたら、リサイクル工場へ運びます。
また、テレビや冷蔵庫の配達の時、緩衝材として、
発泡スチロールが多く使われていますが、これを回収してきて、集めています。
これは、そのままではかさばるので、機械で溶かして圧縮してインゴットを作ります。

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このように、エコランドはゴミゼロを目指し、回収後の処理を行っております。

お客様体験談 – 1人暮らしの女性の場合 –

ソファの処分をお願いしたSさん。エコランドはネットで検索して
見つけていただきました。

HPに料金とスタッフの写真が載っていたのが安心だったそうです。

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△お伺いして、まずは玄関でご挨拶します。

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△これが片付けたいソファですね。

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△二人で丁寧にお運びいたします。

△嬉しい感想をいただけました。

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エコランドのイメージをひと言で表すと? という質問には
「アットホーム」というお答えをいただけました。

ご利用ありがとうございます!

お客様体験談 – お子様が生まれた家庭の場合 –

ダブルベッドの処分をお願いしたYさんご一家。
ホームページが分かりやすく、また、受付の応対がよかったのが、
エコランドを選んだ決め手だそうです。

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△まずはベッドマットを運んでいきます。

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△続いて、大きなダブルベッドを解体していきます。

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△5分足らずで、最後のパーツの運び出しです。

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△ご利用ありがとうございました!

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△いただいたご感想です。

エコランドのコンセプトはなんだと思いますか? という質問には、
「安心」というお返事をいただきました!まさに、エコランドは「安心」を
お客様にお届けするために、日々サービスを磨いております。

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△最後に、お土産をいただきました。ありがとうございます!

エコニュースVol.26 – バイオエタノール –

おかげさまで26号です。前号では、エコランド☆オークションにつ
いて書きました。少し残念な報告ですが、弊社での準備が遅れており、
1月にリニューアル予定であったエコランド☆オークションが延期と
なってしまいました。楽しみにお待ちいただいた皆様、申し訳ござい
ません。開始時期につきましてはテストを行っている最中ですので今
一度、確認をして再度、皆様に報告させて頂きます。
さて、今回はバイオエタノールについて書かせて頂きたいと思います。
バイオエタノールって? と思われる方も多いと思います。 現在、
中国の急激な発展拡大に伴い、原油価格が世界的に上がっております。
弊社も物流企業として大きなダメージを受けているのが現状です。一
昨年から比べると、1リットル当たり20円も値上がりしています。
月平均で50,000リットルほど使用しているので、なんと100万
円も原油高騰のあおりを受けております。
世界的にこうした状況の中、救世主として注目されたのが、“バイ
オエタノール”です。辞書で調べると「産業資源としてのバイオマス
の一つ。サトウキビや大麦、トウモロコシなどの植物資源からグルコ
ースなどを発酵させて作られたエタノールのことである。」(出典;
ウィキペディアフリー百科辞典)とあり、そして、面白いことに「植
物資源」の中には木材も含まれておりました!
弊社もゴミゼロを目指す企業として、社員の山口の協力を得て、専門
家である、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 新エ
ネルギー技術開発部 バイオマス、廃棄物グループ 主査の、三浦 真
一様にお話を伺ってきました。
実は聞きたかったのは一点、「廃木材からバイオエタノールを精製す
るのは本当に可能か? 」という事でした。
答えは、可能でした。ただし、大きな壁として立ちはだかったのは「
コスト」です。原理としては可能であるが、軽油の10〜20倍の生
産コストがかかる。という話を聞いて、残念ながらまだまだ息の長い
話しだなぁと痛感した思いでした。
とはいえ、こんなことでは諦められませんので、ゴミゼロの夢を目指
して他にも方法は無いか? 今後とも模索しようと思います。

 

エコニュースVol.27 – エコランドのターゲット –

おかげさまで27号です。さて今月は、エコランドのターゲットにつ
いて説明します。ターゲット? と思う方も居るかもしれません。タ
ーゲットとは狙っているお客様のことです。
エコランドでは、東京23区の、特に城南・城西地区を中心に、マン
ションに住んでいる30代の働く女性をターゲットにしようと考えて
おります。それ以外はお客様では無いの? と聞かれると決してそん
なことはありません。皆さん大事なお客様です。ただ、特にこの方々
に使って頂こうと私たちは決めました。
理由を3点、説明します。①ターゲットを決めることでサービスやプ
ロモーションに磨きを掛けることが出来る。皆さんに対してまんべん
なく良いサービスを提供したい気持ちはあるのですが、特に「あなた
に対してお役に立ちたい」と思うことで磨きを掛けられます。皆さん
のエコランドになりたい! 多くの皆さんにお役に立ちたい! と思っ
ていますが、私たちも未熟で力不足であるため、敢えて現状では狙い
を定めたいと思っています。
②女性の方が男性に比べて口コミでサービスを広げていただける。私
たちはサービスに自信があります。今までご利用頂いたお客様の98
%が満足をされております。もちろん2%のお客様は「普通」という
評価でしたので、未だ改める点はあると、日々、精進しています。
そして、口コミでどんどん広がるようなサービスにしていきたい!と
考えております。
③働く30代の女性は忙しくて自治体のサービスが適応出来ていない
場合が多い。シールを貼って所定の場所に運ぶなど、重たくて大きい
荷物でかつプライバシーのことを考えるととんでもない! と考えて
いるお客様は多いでしょう。そんな困っているお客様のために、エコ
ランドをぜひ、使って頂きたいと思っています。
また、将来的な話ですが、30代(昭和46〜49年生まれ)って、
実は第二次ベビーブームで多いんです。また団塊の方がご両親にいら
っしゃるケースが多く、娘さんから薦められたら「エコランド」使っ
てもらえますよね?

また働く女性って色んなネットワーク(主婦のネットワークや働いて
れば社会人としてのネットワーク)を持ってて②の口コミ効果も含め
て考えるととっても良いかなと思ってます。
他にも理由はあるのですが、簡単に書くだけでこんな理由からエコラ
ンドでは東京23区の特に城南・城西地区を中心にマンションに住ん
でいる30代の働く女性をターゲットにしようと考えております。
本当に勘違いしないで頂きたいのは、本当は全てのお客様のご希望に
添いたいのです。ただ、今はサービスをスタートしてまもなくで未だ
不備が本当に多く、拡げる前にはこうして絞ってサービス品質の向上
に努めることが良いのではと考えた結果です。

 

エコニュースVol.28 – エコランドオークション –

おかげさまで28号です。今月は、私、エコランド・オークション担
当の七森が紙面をお借りして『エコランドオークション』についてお
話させて頂きたいと思います。
エコランドの回収で、よくお客様から言われる言葉があります。「これ
、まだ使えるんだけど、ゴミで捨てちゃうの? 誰か使ってくれない
かしらねぇ・・」「料金を払ってでも不用品を手放したい」というお
客様なわけですが、実際にはまだまだ使えるものが本当にたくさんあ
ります。
例えば私もフツーに欲しいようなソニーのパソコンとか、2005年製の
キヤノンのプリンタ、また楽器のチェロなんて珍しいものもあります。
これらはふつうに「商品価値」があるものですが、お客様は引越など
の諸事情で手放さなれた訳です。

エコランドのオークションでは、まずこういったものをネットオーク
ションで誰かに買って頂き、再使用してもらいます。そのとき売れた
金額の一部を、回収元のお客様へキャッシュバックする仕組みを考え
ております。
しかし、エコランドオークションで本当に実現していきたいことは、
少し別のところにあります。上の商品は本当にいいものばかりなので
すが、実際の回収品の多くはこんな感じです。
・ちょっと微妙な使い古したおもちゃ達・もうヘタってしまってフカ
フカ感のなくなったお疲れソファこのような、一見すると売れないよ
うなものが回収品には多いわけです。しかし! 実はコレ、全部ネッ
トオークションで実際に売れた商品なんです!
いま、オークションのテスト段階ですが、本当にインターネットの力
はすごいです。まさに「捨てる神あれば拾う神あり」。このネットの
大きな可能性を活かして「誰かの不用品を、必要な誰かに届ける」と
いうリユースの仕組みを、エコランドオークションでは実現させてい
きたいと思います。
「これまだ使えるのにね〜」というお客様の思いを、ゴミゼロへの熱
い情熱とウインローダーならではの『物流力』、そして『情報ネット
ワーク』をいかして代わりに実現させる。そんなエコランドオークシ
ョンの本格オープンは今年の夏予定です! また機会がありましたら
皆さんにいろいろとお伝えできればと思います。これからも応援ヨロ
シクお願いしますm(__)m

お客様体験談 – 引越しの場合 –

インターネットで検索して、エコランドを見つけてくださったKさん。
ベッドとPCラックの回収と伺っていましたが、引取り先が見つかったそうで、
回収品が変更になりました。

布団や食器類・お風呂用の小物など、
ついつい忘れがちな不燃ごみまで追加となりましたが、もちろん、
エコランドでは抜かりなく対応させていただきます。

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△間違えの無いように、お客様に確認していただきながらその場で
お見積りをして、料金をご案内します。ご納得いただければ、
その場ですぐさま回収いたします。

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△テキパキと、運び出していきます。お客様をお待たせしません。

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△あっという間に、すっきり片付きました。

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△笑顔でご感想をいただけました。ありがとうございます!

おススメ映画!不都合な真実。

エコランドからオススメ映画のご紹介です。
タイトルは、『不都合な真実』。

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今もっとも注目されている環境問題——地球温暖化の危険性について、
アメリカの前副大統領、アル・ゴア氏が情熱的に訴える模様を描いた
ドキュメンタリーです。

二酸化炭素の増加、気温の上昇とそれに伴う海面の上昇、
竜巻などの異常災害の発生、そしてSARSなど新たな疾病の出現……
私たちの未来にどれだけ危険が迫っているかを教えられる内容になっています。

監督は人気海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」や「ER緊急救命室」の監督、
デイビス・グッゲンハイム。飽きさせない96分間でした。

私たちも改めて、ゴミゼロへ物流の確立や環境マネジメントシステムの
推進など、環境問題へ真摯に取り組んでまいります。

OPEN直前!エコランドのリサイクルショップ昭島店!

エコランドのリサイクルショップが、OPENします!!
場所は、東京は多摩地域の昭島市。
ここでは、開店直前の模様と、スタッフの意気込みを紹介します。

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△テーブルを彫って作った看板に集合!

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△様々なインテリア・家電が並びます。

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△服やおもちゃも盛りだくさん。

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「地元の方々、そしてここで働くみんなに愛されるようなお店をつくりたい!」

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「全力で頑張ります!」

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「お客さんに喜んでもらう。そのために全てをかけて尽力します」

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「全てが初めての体験だけど、やるしかない!」

エコニュースVol.29 – エコランドのリサイクルショップ –

おかげさまで29号です。先月は、いよいよ7月にリニューアル
予定の『エコランドオークション』についてお伝えさせて頂きました。
今月は、3月9日にOPENしました『リサイクルショップ エコランド
』についてお伝えしようと思います。
私たちエコランドで回収している物は、多くの事情があったとしても、
大半が「いらない」と思われた物です。しかし、その不用品のうち、
約半分の物が、リユース可能なのです。リユースとは、訳すと再使用
という意味となり、読んで字のごとく、そのままの形で再び使えるも
のです。
半分です。私たちも驚きの数字です。ただし、その半分をリユースす
るために、私たちは
① リユース出来るように丁寧に回収する。
② リユースかリサイクルになるかの選別をする。
③ リユース可能品を保管する。
④ リユース可能品の動作確認、清掃、修理をする。
⑤ ヤフーオークションに写真を撮影し出品する。
⑥ リサイクルショップの店頭にて販売する。
という工程を通してリユースを促進しております。ひと言で「リユ
ース」といっても、6つの工程を経ています。このうち、一点でも欠
けたら、リユースは難しくなります。
もう少し、各工程を詳しく説明いたします。まずは「回収」です。
お客様から回収したあと、荷台への積み込み、また倉庫に戻ったあと
の荷降ろし等をふくめ、迅速かつ丁寧な作業が求められます。
その後の選別も重要です。ここでは素材ごとに分けた方が、リユー
スの手間をかけるより良いかの判断も必要になります。またここの選
別で通ったとしても、次の動作確認、清掃の段階でリユース不可とな
ってしまう場合も少なくありません。
そこまでの作業工程を通ったリユース可能品が、はじめてヤフーオー
クションに出品されたり、リサイクルショップの店頭で販売される商
品となります。
実際に私たちが現在直面している難しさは、ヤフーオークションでの
出品後のお客様とのやり取りやリサイクルショップという小売業に初
挑戦しているところです。これまでの57年間で培ってきたサービス
精神(挨拶、返事、5S等)をフル稼働してやっておりますが、不慣
れな点や不勉強な点がまだまだ多くあるかと思います。何かお気づき
になった際にはどうかエコランドスタッフまで一声掛けて頂ければ幸
いです。

エコニュースVol.30 – 中間処理場 –

おかげさまで30号です。先月号では、3月9日にOPENした『リサイ
クルショップ エコランド』についてお伝えしました。今月は、ZEC
(ゼロエミッションセンター)に、いよいよ”圧縮梱包機”と”破砕機”
が導入されたので、そちらについてお伝えします。
まず圧縮梱包機って何なのか? というところから始めます。圧縮
梱包機とは、読んで字のごとく、圧縮して、梱包する機械です。
何を圧縮するのか? と言えば、例えば、ダンボールやストレッチ
フィルム、PPバンドなどです。これらのように、押しても空気によっ
てすぐ膨れてしまうものを、潰してすぐにバンドで巻いて梱包すると
いう、優れものなのです。この機械を導入した目的は、圧縮梱包する
ことで保管と輸送効率を上げ、資源として売却するためです。もとも
とリサイクルが可能な物ではあったのですが、効率が悪くて実行でき
ない素材でした。これからは、ウインローダーでリサイクル可能な資
源にしていく事が出来ます。
次に破砕機です。破砕機も読んで字のごとく、破砕する機械です。
回収した物のうち、リユースに不向きな商材は、木・プラスチック・
紙・ゴム・鉄・ガラス等の素材ごとに分別していきます。しかし、そ
のままの形ですと大きくてかさばるため(例えばカラーBOXなどは中
身がスカスカですね)、保管と輸送の効率が悪いです。それを破砕す
ることで効率を上げ、リサイクル可能な資源にすることができるのです。
以前から、発泡スチロールの減容機は使っていました。これも、同
じ目的のためです。もともと、発泡スチロールは「ポリスチレン」と
呼ばれる種類のプラスチックを、ガスで2,500倍に膨らますこと
で出来ております。

減容器とは、発泡スチロールをいったん電気ヒーターで溶かすことで、
元のプラスチックに戻しているわけです。
この元に戻った状態(インゴットと言います)で、中国に輸出し、
中国で金型に流し込むことによって、100円ショップで販売されて
いるようなプラスチック製品が出来上がるわけです。これも一つの循
環型物流の仕組みに繋がっています。
今後、圧縮梱包機と破砕機を導入することで更なるゴミゼロに向け
て邁進していきます。応援宜しくお願い致します!

 

エコニュースVol.31 – きちんと、ほっと、エコランド –

おかげさまで31号です。先月はZECに導入された圧縮梱包機と破砕
機についてお伝えしました。今月はエコランドのコンセプト「きちんと
、ほっと」についてお伝えします。
まずエコランドのターゲットのおさらいをします。エコランドで獲得
していきたい層は、城南・城西の集合住宅に住む30代の働く女性です
。もちろん、それ以外のたくさんのお客様にもご利用頂いております
ので、いずれは日本中の誰もが使っていただけるサービスになればと
思っております。
私たちのサービスはあくまでも“不用品回収”です。しかしただ単に
不用品を回収するのであれば、誰でも出来るのでは? と思えてしま
います。
私たちにしか出来ない不用品回収とはどんなことだろう? これがコ
ンセプトに近いものかなぁと思います。
「きちんと、ゴミゼロを目指して取り組む」「ほっと、安心日本一の
サービスを提供する」
こんなサービスに出来たら皆さんにも喜ばれ、社会にも必要とされる
ものになるだろうなぁと思いました。そして、この表現が、一番女性
に伝わると考え、コンセプトは「きちんと、ほっと」にしました。
具体的に何が「きちんと」なのか? 例えば、お客様の回収物のプラ
イバシーを守る、回収に伺う際の時間を守る、回収に伺う前に確認の
ご連絡をする、オークションという新サービスでリユースを更に促進
する、リサイクルショップできちんと清掃を行いリユース促進する、
分別をきちんと行いリサイクルを促進する、美大生と一緒に分別後処
分されるものをゴミにしない、お客様の大切なデータの入ったPCをき
ちんとデータ消去する、少し考えただけでたくさんの「きちんと」が
出てきます。これがコンセプトを明確にしてとても良かったと感じる
ことです。
また「ほっと」してもらうには、お客様が安心して他社と比較検討が
出来るように料金をしっかりと提示できる、お客様のご都合にそえる
ように日程や時間帯指定が出来る、元気で明るく正確な受付をするこ
とでほっと出来る、回収時の挨拶や運び出し時に家屋や商品に傷をつ
けないように工夫をするなど、コンセプトを明確にすることで新しい
サービスやアイディアをどんどん生み、きちんとゴミゼロを目指し、
お客様に、ほっと安心日本一のサービスを目指したいと思います。

 

エコ回収スタッフの一日。

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AM06:28【洗車】 早朝に出社し、自分のトラックをきちんとピカピカにします。

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AM06:45【元気朝礼】 連絡・報告と『職場の教養』の輪読、
お客様応対の練習や、挨拶の声出し等を行ないます。

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AM07:00【出発】 前日に確認したお客様の回収場所を
もう一度チェックし、出発します。

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AM10:06【到着】 この日、2件目のお宅に到着しました。
他のトラックと合流します。
“家一軒分”の不用品回収のお客様です。

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AM10:10【確認】 品物を、どんな順番で・どういうルートで
回収するかの打合せをします。

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AM10:12【回収】 お部屋に整理された品々を回収して行きます。

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AM11:23【解体】 「介護ベッド」を解体して運び出しします。

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PM12:01【回収終了】 このお部屋はキレイに片付きました。
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PM12:19【掃除】 お部屋をホウキで、掃き掃除をします。

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PM12:34【積込】運び出した品物をトラックに積み込みます。

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PM06:14【荷おろし】センターに帰社後、不用品の荷おろし、分別を行ないます。

この日は、7件のお客様から不用品を回収してまいりました。

エコニュースVol.32 – エコオク –

おかげさまで32号です。先月はエコランドのコンセプト「きちんと
、ほっと」についてお伝えしました。今月はいよいよ始まった「エコ
オク」についてお伝えします。
そもそも「エコオク」とは、エコランドで回収した商品を、全てオ
ークションに出品しよう! ということです。「全て」と言っても、
厳密には、古紙、くず鉄、空き瓶、古繊維等の「専ら再生物」を除く
もの全てです。「専ら再生物」についてはまたの機会に説明させてい
ただきます。
なぜ、そんな全出品なんてことを? ただでさえ大変な作業なのに
・・・と思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし、全ては「
ゴミゼロ」のためです。
私たちがエコランドで回収している商品のうち、3割はもう一度使
えるものです。そのリユース可能な商品について、お客様にその事実
を知って欲しいと思っております。
先日、お客様よりこんなご指摘をいただきました。「エコランドは
お金を請求して回収しているにも関わらず、その後リユースと称して
販売している」と。正直痛いご指摘でした。私たちとしては回収から
リユースまでの工程で、もちろん、買取する場合もありますが、お金
をいただくケースが多くあります。私たちはサービスの対価としてと
思っておりましたが、お客様よりご指摘を受けてハッと気づきました。
以前、リサイクルリンクでは、1ヶ月に1度、リサイクルショップ
の皆様を集め、オークションを開催していました。落札された際には
、その金額の70%をお客様に返金するという形をとっていました。
しかし、商品管理が思うようにいかず、オペレーションで失敗しました。
あの失敗を・・・と、返金金額を下げて採算を保つ事は考えられるの
ですが、大変だった思いが先行して、柄にも無く消極的になっており
ました。
ただ、お客様からのご指摘や、社内にも以前にも増して環境に意識
の高い方が入社しており、やるのであれば今しかない! と思って取
り組むことにしました。
7月2日(月)の回収分より、いよいよスタートさせて頂きましたが、
まだまだ、受付、回収、出品、落札、配送ふくめ全てがぎこちないか
もしれません。10月の本オープンに向けてお客様のご意見をお伺い
して日本一のサービスになるべく邁進していきます。

 

エコニュースVol.33 – エコランドの未来 –

おかげさまで33号です。先月は新サービス、「エコオク」につい
てお伝えしました。今月はエコランドの未来についてお伝えしようと
思います。エコランドでは、いよいよRe-use・Re-cycle・Re-ariseと
、ゴミゼロに向けて構想していた形が出来てきました。
まずはRe-use(再使用)ですが、7月に始まった「エコオク」、今
年の3月にオープンした「リサイクルショップ」、そして従来から行
っている「ヤフオクでの販売」と、様々な場面で、現在約1割のリユ
ース率を、3割を目標に高めていきます。
次にRe-cycle(再資源化)ですが、従来の「減容」という処理の他に、
先月許認可がおりた中間処理場による「圧縮」「破砕」が可能となり
ました。これにより現在約4割のリサイクル率を、6割を目標に高め
ていきます。
最後のRe-ariseですが、これもユニークな取り組みということで、
様々なメディアに取り上げられております。今後は、家具屋さんとの
提携や、販売が強い会社さんとの提携で、更なる発展を目指したいと
思います。
同じような思いで事業化しようとしている方との出会いもありまし
たので、ご縁を大切にしていきたいと考えております。
こうして現在約5割のゴミがリユースリサイクルとなっておりますが、
当面の目標として8割をリユース、リサイクルし最終的にはゴミゼロ
が私たちの目標です。おかげさまで少しずつではありますが目に見え
る形となってきました。思えば8年前に何も考えずに物流とゴミが結
びついてゴミゼロに出来ればなぁと思っていたことが懐かしく感じる
ようになってきました。
また現状、三井のリハウス様・リクルート様・ミニメイドサービス
様・ネットオフ様含め、全国展開をしている会社さんに、エコランド
を紹介して頂いております。
しかし、私たちのサービスエリアが東京都全域、埼玉県・神奈川県
・千葉県の一部となっており、関西・中部といった場所で早く全国展
開して欲しいとご依頼を頂いております。さらにHPをご覧頂いたお客
様からも「関東以外でサービスは提供していないのですか?」と嬉し
いご質問を頂くことが多くなってきました。まだまだ知名度は低いで
すが、私たちのサービスを待っているお客様がいると思うと、そのお
客様の期待に応えたいと考えているところです。そうは言っても、私
たちも信頼できる社員がいて、はじめて提供できるサービスを行って
おりますので、そこはどのように展開していくか? について思案し
ているところです。
次号は具体的にどのようにサービスを全国に展開していくか?につい
てお伝えしようと思います。

トラックの環境性能

エコランドでは、ディーゼルトラックで回収にお伺いしています。
日本では、「ディーゼル」というとそれだけで、「悪者」「真っ黒なガス」という
イメージが付きまとっているようです。

みなさまも“エコ”ランドと名乗っているくせに… と思われるかもしれません。

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ちょっと待ってください。一つ、誤解があります。
例えば、西ヨーロッパでディーゼル車の普及率は約40%(2001年)です。
環境先進地域といわれる欧州で、なぜこんなにもディーゼル車が走っているのでしょうか?

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それは、地球温暖化の原因とされる炭酸ガスの排出量が、
ガソリンエンジンと比べて少なく、燃費が良いからです。

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代わりに大気汚染の原因となる「NOX」が排出されてしまうという欠点がありました。
しかし、EUでは排出に対する規制が強かったために、
技術が発達し、今ではその弱点が克服されています。

日本でも、東京都が2003年から排ガス規制を強化し、
今ではヨーロッパに負けない技術を開発しています。
エコランドで使用しているトラックのエンジンは、
八都県市首脳会議(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、
川崎市、千葉市、さいたま市)平成17年基準『良』低公害車を満たしています。

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エコランドは今日もエコドライブで不用品のお引取りにうかがっています!

エコニュースVol.34 – エコランドの未来 –

おかげさまで34号です。先月は、「エコランドの未来について」第一
弾として、ゴミゼロの形をいかに創るか? についてお伝えしました
。今回は、具体的にどのようにサービスを全国に展開していくか?
についてお伝えします。
日本全国に運送会社は56,695社あります。このうち、私たちと同等の
規模(車両100台以上)の会社は、889社です。

こうした規模の運送会社の売上高経常利益率は、1.6%程度との事です。
私の知人にも、運送会社を経営している方がおります。「運賃が厳し
くて・・・」「荷物が確保できなくて・・・」話の中から、厳しい経
営環境にある事が推し量れます。
私たちウインローダーも、バブル崩壊後、今から数年前までは、厳し
い経営環境にありました。いまだに、ちょっと気をゆるめると、厳し
い状況に戻ってしまいますが、数年前に比べると、お蔭さまで良くな
ったかと思います。
「エコランド」のおかげで、私たちの会社が、以前に比べて良くなっ
たとは言い切れません。しかし、こういった環境配慮型の商品・サー
ビスは、これからの運送会社にとって必要になるのでは? と感じて
いる全国の経営者の方は多いと思います。
そういった方々に、この「エコランド」を使って頂き、共に勝つ仕組
みを創っていきたいと考えております。それではどのように、共に勝
つ仕組みを構築するのか?
エコランドの最大の強みは、出身が物流会社であることだと考えてお
ります。私たち物流会社であるからこそ、エコオクというユニークな
サービスが生まれました。
58年という長い年月を経て、社員教育があったからこそ、回収時に
、その場で写真を撮影してそれが出品されているという即時性が生ま
れたと思います。なぜ、即時性が必要かと言うと、“物流”という概
念が私たちにあったからです。
物流会社は読んで字のごとく「物の流れ」を創る会社です。物を滞留
させないようにと考えに考えた末、回収時に写真を撮影し、その場で
出品がされ、倉庫に戻った時点ではオークションが終了している、と
いうサービスが考えられました。
他にもRe-ariseなどのユニークなサービスの展開もありますが、それ
はまたの話にしたいと思います。次回はさらに具体的にどのように全
国の運送会社さんに「エコランド」を広めていくか? についてお伝
えしたいと思います。

エコニュースVol.35 – エコランドの未来 –

おかげさまで35号です。先月は、「エコランドの未来について」第二
弾として、物流会社としての「エコランド」についてお伝えしました。
今回は、具体的にどのように全国の運送会社さんに「エコランド」を
展開していくか? についてお伝えします。
エコランド全国展開に向けて、大事なことの一つ目は「コンセプト」
です。僕らは何を売っているのか?単に回収してリユース、リサイク
ルをしているだけでは無く、お客様に、社会に何を売っているのか?
という「コンセプト」を明確にしたいと考えております。

二つ目は「ブランディング」です。明確になった「コンセプト」を、
「誰に」「どのように」訴えかけるのか?
実際に「コンセプト」を明確にした後は、様々な広告展開を考えてお
ります。例えば、TV、雑誌、新聞、交通広告、もちろんインターネッ
トと、あらゆるメディアに「エコランド」を露出していきます。その
場合に、受付しているスタッフ、現場で回収しているスタッフ、お客
様や広告を見て使おうかな? と思う人全ての人が「エコランド」と
言えば「○○」だよねという「ブランディング」を創ることが必要です。
「コンセプト」と「ブランディング」が固まれば、実際に使用してい
るシステム統合が不可欠だと考えております。これまで3年間掛けて、
回収、Re-use(エコオク、ヤフオク、リサイクルショップ)、
Re-cycle(中間処理、)、Re-ariseと展開してきました。いくつかの
システムを組み合わせて展開してきましたのでお客様の大事なデータ
がそれぞれのシステムに入っている状態となっております。
今後1年間掛けて、そのシステムを統合していこうと考えております。
来年の夏頃には、誰でも受付から回収、出品、入札者とのやり取り、
落札者への発送、廃棄といった一連の流れが出来るようにシステムを
構築します。そうしないと、全国展開はおろか、私たちでも運用する
のが難しいということになってしまいます。

その上で、フランチャイズという形で主要都市の物流会社の経営者様へ
「エコランド」を販売していきたいと考えております。フランチャイ
ズとは、例えば吉野家さん、牛角さん、コンビニエンスストアさんや
ガリバーさん、ダスキンさんなどが行なっている仕組みです。
私たちの「エコランド」が全て自社の車両、社員で無くても、全国で
展開することは可能です。そういったフランチャイズという仕組みを
使って全国展開をしていく予定です。
そうは言っても、毎日のお客様が大切ですので、日々の元気朝礼、5
Sを徹底していきましょう!

 

エコニュースVol.36 – エコランドの未来 –

おかげさまで36号です。先月は、「エコランドの未来について」第
三弾として、どのように、全国の運送会社さんに「エコランド」を展
開していくか? についてお伝えしました。今回は話をちょっと変えて、
少し前にあった素敵な話しをしたいと思います。
以前、PUMAさんとエコランドでコラボレーションして、エコバッグを
作成したという話はお伝えしたかと思います。そのいきさつと、その
後について改めてお話します。
そもそもは、単純な回収の依頼からでした。PUMA事務所のご担当者様が、
ホームページをご覧になり、エコランドの回収サービスをご利用頂き
ました。その際に、私たちの電話応対や、回収スタッフの対応を含めて、
何かを感じたのでしょう。ご利用頂いた後に、HPを詳しく見て下さり
ました。
その際に、私たちは、ただの回収だけでなく、回収後に様々な取組を
して、「ゴミゼロ」を目指している会社だなぁと感じて、興味を持っ
て頂きました。
その後、PUMAのデザイナーであるミハラヤスヒロ様が、廃材を利用し
てアート作品を展示したいと思った際に、事務所のご担当者様から「面
白い会社があるんです」という話になり、PUMAさんがエコランドに見学
に来るようになりました。
日ごろ、私たちは何気なくお客様と対応させて頂いておりますが、そ
の私たちの言動、振る舞い、態度といった全てがかさなり、今回のよ
うな奇跡のような話に繋がりました。
何が奇跡かというと、私たちの取組を話すことで、PUMAさんとエコラ
ンドのコラボレーションのショッピングバッグだけでなく、Re-arise
の審査員や私たちの靴をデザインしてくださるなど、普通には考えら
れないような話がトントン拍子に進みました。
今まで色々な営業活動をしてきましたが、今回は本当に嬉しいなぁと
感じました。私たちの電話応対・回収・販売・処理・ホームページで
のアピールなど私たちの活動全てが有機的に結びつかないと今回のよ
うな話にはならないと感じた瞬間でした。
また、ミハラヤスヒロ様本人と話しましたが、靴を作る際にも、無駄
な皮革がたくさん廃棄されるそうです。以前から、そういった「もっ
たいないなぁ」という感覚は持っていたとの事でした。
世の中には、まだ私たちが知らない「もったいない」が存在すると思
います。そういった声にお答えしていくのも、私たちの仕事かなと強
く感じた話でした。

ユニークなエコランドカレンダー登場!

昨年に引き続き、今年もエコランドオリジナルの、リユースカレンダーが誕生しました。

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△こちらは昨年のカレンダーを利用していただいた方からの写真です。
終わった月の裏面を飾っていただきました。

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△こちらが新作です。裏面を全て並べるとハートマークに。

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△カレンダーを送ったお客様からお礼状も頂きました。

エコニュースVol.37 – エコランドの未来 –

おかげさまで37号です。先月は、PUMAさんとのコラボレーションに
ついてお話ししました。今回はコンセプトについて改めてお伝えしよ
うと思います。
エコランドのコンセプトは「きちんと、ほっと」ということになって
おります。「きちんと」とは回収に伺う際の時間を守る、回収に伺う
前に確認のご連絡をする、お客様の回収物のプライバシーを守る、オ
ークションという新サービスでリユースを促進する、リサイクルショ
ップで清掃を行いリユースを促進する、分別を行いリサイクルを促進
する、お客様の大切なデータの入ったPCをデータ消去するなどが挙げ
られます。「ほっと」とは料金を事前にしっかりと提示できる、お客
様のご都合に合わせて日程や時間帯を指定できる、元気で明るく正確
な受付をする、回収時にご挨拶をする、運び出し時に家屋や商品に傷
をつけないように工夫する。などが挙げられます。
この「きちんと、ほっと」というコンセプトの根本は安心です。不用
品回収業者への不信感、例えば料金が掲載されていない、受付の対応
がぶっきらぼうだった、ゴミ屋さんだから仕方が無い、不法投棄をし
てそう・・・などそうした不信感に対して一つずつしっかりと向き合い
私たちなりの安心を提供しようと「きちんと、ほっと」というコンセ
プトが出来上がりました。
ただしこの「安心」というコンセプトが「ゴミゼロ」という理念の部
分と時にぶつかります。例えば、リサイクルショップエコランドで「
安心」というコンセプトのもと、お客様に「安心」してご利用いただ
く為にしっかりとした商品を売ろうと思うと、ちょっと壊れてても値
段が安ければ売れるにも関わらず「安心」に繋がらないので売らずに
リサイクルしている現状があります。
「ゴミゼロ」を目指すという理念に沿う行動をしようと思うと、壊れ
ているので「安心」に繋がらないけど少しでもお客様がお買い求めし
易い価格で販売して「ゴミゼロ」に繋げた方が良いのでは?と迷って
しまいます。
根本の部分では「ゴミゼロ」も大きな「安心」に繋がる要素なので同
一と考えられるのですが一つ一つの現場ではこうしたコンセプトの細
かい部分の解釈でどっちだろう?と困惑することもあります。
私はそもそも物流会社という既存の資源を活かして今後の社会にお役
に立つには「ゴミゼロ」という高い目標を持つには丁度良い。その目
標を実現するためのエコランドであり、エコオク、リサイクルショップ
、中間処理場、Re-ariseであると考えておりましたが、細かいコンセ
プトまでは頭が回らない状況でした。

今後はそうした一つ一つの細かいコンセプトにも気を配れるようして
いきたいと強く感じました。

 

エコニュースVol.38 – エコランドの未来-

おかげさまで38号です。先月は、エコランドのコンセプト「きちんと、
ほっと」について改めてお伝えしました。今月は12月に開催されたエ
コプロダクツについてお伝えしようと思います。
エコプロダクツは1999年にスタートし、昨年で9回目の開催を迎えま
した。出展者数は2006年には、572団体を数え、15万人以上が来場し、
環境教育を目的とする子供の来場も1万3千人を超えました。日本最大
級の環境展示会としてますます存在感を増している展示会です。
ウインローダーとしては3年前から「Re-arise」の商品を展示してお
ります。また15万人以上の来場者のうち学生が20%程度参加して
いることもあり、会社説明会も併せて開催しております。
単なる会社説明会を開催しても・・・と思いまして、ちょうど12月
ということもあり、大学4年生である内定者の皆さんに手伝ってもら
おうと考えました。
内定者の皆さんに、エコプロダクツという国内最大級のイベントにて、
会社説明会を手伝ってもらう。そうすれば ①内定者同士が仲良くなる。
②会社がどんなことをやっているか分かる。ということもあるのでは
?と思って始めました。
3年前に初めて出展した時には、右も左も分からない中での参加でした。
実際に内定者の皆さんが会社の説明をできるのか? 今の2年目の皆
さんが説明しているのを聞きながら、ハラハラしていたのが本音です。
しかしエコプロダクツへの出展も3回目です。会社としてもapバンク
やアースデーなどの他のイベントへの参加が増えたことで、組織とし
ての対応も以前に比べて上手になり、1,2回目を経験した先輩社員
の協力もあり、今回のイベントも成功に終わったと感じました。
エコプロが成功に終わったと感じた一つには、参加した内定者の方の
感想があります。内定者のリーダーの感想を一部掲載します。
「エコプロが終わって今感じるのは、みんなと会ってからまだ半年も
経ってないとは思えないということです。あまりにこの半年くらいは
充実していたので、一年くらいやっていたんじゃないかと感じます。
少し大げさでしょうか。朝から晩まで話合いをしたり、係りで集まっ
て相談したり、飲み会でパーっと騒いだり。不安を抱えながら、しか
し楽しく充実した時間だったと感じています。エコプロ本番でも、う
まく説明が伝わるかハラハラしつつ、お客さんが納得してくれた瞬間は
最高の気分で、またプレゼンをやりたいなと本気で思いました!また、
今まで集めた情報を、みんなが上手な説明をしていて、しばしば自分
のプレゼンの参考にさせてもらいました。こんな風にエコプロをやり
遂げ、目標であった、『仲良くなる』と『会社を知る』は、十分に果
たせたと思います。」
こんな嬉しい感想を頂きました。今年は内定者のみならず社員の皆さ
んにも他のイベントに参加出来るような仕掛けをしたいと感じました。

エコニュースVol.39 – エコランドの未来 –

おかげさまで39号です。先月は、エコプロダクツについてお伝えし
ました。今月は悲しいニュースとなっているエコ偽装について書いて
みようと思います。
最近、年賀葉書の古紙配合率をきっかけにして明らかになった、製紙
業界による「環境偽装」。一般に広く使われている再生紙でも古紙配
合率を偽装していたことが発表されました。
私たちが行っている事は、いまだ“ゴミゼロ”という最終目標には遠
いかもしれません。ですが、現実に毎日、ゼロエミッションセンター
の圧縮機の前でダンボールやラップと格闘している社員のことを考え
ると、残念で仕方がありません。
私たちは、回収品をまずエコランド・オークションに出品しています。
ここで、落札されなかった場合でも、リサイクルショップエコランド、
もしくは、ヤフーオークションに出品してリユースを行っています。
リユースが難しい物は、素材ごとに分別して、リサイクルをします。
素材ごとに分ける必要の無い商品については、そのままの形でリサイ
クル工場もしくは、輸出会社、処理場に持ち込まれます。
私たちのリサイクルは、大きなものであれば鉄・木・プラスチックな
どの素材ごとに分別しています。またベッドマットなどの処理場でも
困るものは、表面の生地をはさみで切って剥ぎ、鉄と、スプリングに
入っているウレタンに分けて処理をしております。
まだまだゴミゼロには遠いものの、毎日そうやって努力をしてリユー
ス・リサイクルのために格闘している社員のことを考えると、今まで
再生紙と通常の紙とどちらを買おうか迷っていたのに・・・と言う気
持ちになるのは、恐らく私だけでは無いはずです。
私たちの活動も、エコオクに出品しようとしなければ、回収がもっと
効率的にできます。リサイクルも妥協をしようと思えば、処分場に持
ち込めばいい・・・と、あらぬ方向に進んでしまいがちです。そんな
時には、「私たちは何のためにエコランドをやっているのか? 物流
という本業を活かして、ゴミゼロの社会を創るためにやってるんだ」
と思えば気持ちを新たに取り組めると思います。
また、私たちで全ての作業が出来るわけでは無いので、協力会社さんに、
1年に1度は監査という堅苦しい名目ではありますが、視察に行って
います。ありがたいことに、協力会社さんも一生懸命リユース、リサ
イクルに取り組んでおります。
実際に、私たちに依頼なさるお客様も、エコランドであればゴミゼロ
に近づけてくれるだろう、という気持ちがあって、選んでいて頂いて
いるケースも多いと思います。そんなお客様の気持ち、期待を裏切ら
ないためにも、コツコツとやれることからやって参ります。

エコニュースVol.40 – エコランドの未来 –

おかげさまで40号です。先月は、エコ偽装について書きました。今
月は、エコランドについての印象を他社に聴いたのでそれをお伝えし
ようと思います。
先日、とある縁を頂き、『比較ドットコム』の役員の方とお会いしま
した。比較ドットコムさんは日本で最大のサービス比較サイトを運営
しております。HPを見れば、保険・旅行・引越・資格などサービスの
どれが良いか、ひと目で分かるようになっているわけです。
慢心しているかもしれませんが、兼ねてより不用品回収の中ではエコ
ランドが一番だと思っております。ですから、お客様がいくつかの不
用品回収サービスの中から選べるようになれば、さらにエコランドの
良い部分が際立つかと思いました。そのため、比較サイトの中に「不
用品回収」というカテゴリを新しくつくりませんか? と依頼しました。
もう一つ、お客様より「エコランドさんをもっと早く知っていれば良
かった」という声を以前から頂いておりました。「前の業者さんは、
電話で話している料金と、実際に回収の時の料金が違っていた」「電
話ではお見積りが出来ないのでと言われ、回収担当の方が来ると不当
な値段を言われてそのまま持ってかれてしまった。」などなど、聞く
と非常に残念に思うことが何度かありました。
私は以前より、どんなマーケットも、価格がしっかり明確でないと長
続きしないし、発展も無いのでは? と思っております。ですので、
エコランドの料金体系を作る際には、母体である運送会社の料金表や
、処分会社さんに何社も確認を取りました。処分をした際の料金や、
リサイクルショップでの市場運営の経験をもとに、いくらくらいで買
取されているか? という分析も踏まえ、エコランド料金表を作成し
ました。
その後も半年に一度は見直しを繰り返し、現在に至っております。

不透明な所が多い業界であるので、エコランドの位置づけはどうだろ
う? 自己満足に陥っていないか? まだまだ他社から学べる点も多い
のでは? と思っていた所に、比較サイトという良い話が得られました。

比較ドットコムさんが営業された何社さんかは、エコランドを一つの
基準として捉えてらっしゃるようです。つまり、私達をどのように真
似するか? という視点で経営されていると聞きました。また、業界
をクリーンにしていくために、業界団体の創立を思われている方もい
らっしゃると聞き、非常に嬉しかったです。
何よりも嬉しいのが、私達の料金やPR方法、サービス、電話の対応、
ゴミゼロの取り組みなど、全てにおいて真似したいと思ってらっしゃ
る方が大勢いたということです。今後もそのような皆さんの期待に応
えられるようにまたお客様満足とゴミゼロの実現に向け一見、矛盾し
ているかに思えることも前向きに取り組んで必ず成し遂げたいと強く
思いました。

エコニュースVol.41 – 本当のエコビジネス –

おかげさまで41号です。今回は、エコと仕事についての考え方をお伝えしようと思います。今の世の中、ビジネスをする上で、エコは欠かせません。企業によってはエコでビジネスを発展させようと考えてい
ます。エコをスタイリッシュに魅せるということです。
かっこよく見せると、エコはビジネスとして発展しやすいようです。例えば「環境に配慮した生活」と言うと野暮ったくなりますが、それをLOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)と言い換える
とお洒落になります。他にも「無農薬、有機栽培」では無く、「オーガニック」といった方が、受けが良いようです。
ですから、エコランドでも、「ゴミ」を「ゴミ」と捉えたままだと、人が見向きもしないのでは? それならばアートにしてみよう! と、始めたのがRe-ariseというプロジェクトです。この事業は、廃材がアートになるというアイディアが面白く、また美大生と取り組んでいるという少しひねっているところが格好良いとされて結構、一人歩きしています。
けど、実体は何だろう? と考えると、 私達が日々やっているのは廃材の回収、分別、リユース、リサイクル。これの繰り返しです。ただ不用品を回収するってなると魅力が無いかもしれません。ただひたすら、
廃品を分別する。という事も、魅力が無いかもしれません。けど、回収時には毎回違うお客様を相手にします。その人はなぜ、その商品が不用になったのだろう? そのお客様はリユース、リサイクルにどのように関心を持っているのだろう? 何故、数ある会社から当社を選んでくれたんだろう?
分別後、どのように再使用されているのだろう? 分別をすることでどの程度のゴミが削減出来ているのだろう? またリサイクルされているのは何処の工場でどのようにリサイクルされ、それは何に生まれ変わっているのだろう? と考えるようになるとまた違ってくるのではないでしょうか?

この作業の繰り返しの中に価値を見出せる人が、本当の意味で「ゴミを無くしたい」、「エコに貢献したい」、「環境を良くしたい」が実現出来る人なのではと思います。 どの場所でも、どんな現場でも私は良いと思います。ただ一つ言えるのは、どんな現場でも作業の繰り返しから価値を見出せれば、それこそが人としての価値なのでは? と私は思います。
いま、「エコ」という言葉が綺麗なもの、キラキラしたものに映っているような気がするのは、企業側がエコをビジネスとして捉えた流れに乗っているからだと思います。学生さんがエコを身近に感じるためには、そういった手段も必要だと思います。
しかし、本当のエコは現場にこそあります。現場を体験・経験した上で、エコに対しての見識を磨いて、世の中の役に立つ提案をして貰えれば、とても良い社会になるのでは? と思ってなりません。 エコに対して興味を持った人が、私達の現場を体験して貰えれば、環境問題の何が問題なのかが理解出来るのではと思ってます。またそういった方が一人でも増えるのが社会を良くしていく近道なのでは?と思ってます。

エコニュースVol.42 – エコオク –

おかげさまで42号です。前回はエコと仕事について、私の考え方をお伝えしました。今回は、「エコオク」って凄いと自画自賛しちゃおうと思います。
というのも、実はこの3月は、過去最高の回収件数および売上を、おかげさまで達成することができました。これもひとえにエコランドをご愛顧いただいているお客様のおかげです。ありがとうございました。3月は何日か、当社のえりすぐりの社員と一緒に、回収に行きました。その中で、改めて「エコオク」って凄いと思ったことがあったので、それをお伝えしようと思います。
まず、何が凄いかって、回収現場で写真を撮影して、その場ですぐにオークションに出品できてしまうところが凄いです。実際に、ドライバーが携帯している端末機械で写真を撮影し、その写真をお客様に見ていただきました。それがなんとも驚きのようでした。
そして、その撮影した写真を、携帯端末からデータ送信すると、あらびっくり。その品物がオークションに出品されているではありませんか。その一部始終を、お客様にご覧頂き、またご説明すると、「凄い!凄い!」と何度もおっしゃっておりました。その方は、その日に転勤で関西へ行かなければいけない事情があったそうです。トランクルームに残っているものを捨てたいと思って、不用品回収業者を探したところ、当社を知ったということでした。ですから、当社の取り組みやエコオクについてご説明したところ、びっくりされていたようです。
その日に依頼した会社が、当日、引き取りに来た。しかも品物がその場でオークションに出品され、キャッシュバックされる可能性もある。こういったことに非常に驚いておりました。(※後日、この方のギター
が落札され、1,050円キャッシュバックいたしました)
また4月は、ご協力いただいている環境保護団体のグリーンバードさん、A SEED JAPANさん、OISCAさんへの寄付が初めて出来たことが、本当に嬉しかったです。自分達が行っている活動を認めていただき、その上お客様の選択で寄付をしていただいた証です。これからも、ますます良いサービスを創っていくぞ!と改めて思った次第です。
いや〜、本当に繁盛期は忙しかったですが、おかげさまで、充実した時間を過ごす事が出来ました。まだまだ、ご期待に添えていないお客様も大勢いらっしゃいますし、まだ私達のことを知らない方もたくさ
んいらっしゃいます。だからこそ、一人でも多くの方に、私達の活動を知っていただき、利用していただけるように今後も尽力していきます。

どこかで私達のことを見かけましたら、どうぞよろしくお願い致します。

エコニュースVol.43 – カーボンオフセット –

おかげさまで43号です。前回は「エコオク」って凄いと自我自賛しちゃいました。今回は、いま世間で騒がれている「カーボンオフセット」について書きたいと思います。
カーボンは「カーボンダイオキサイド」つまり二酸化炭素の略で、「オフセット」は相殺という単語です。つまり、「カーボンオフセット」とは発生した二酸化炭素を何らかしらの方法で相殺しようという仕組みのことを表します。
環境省の2007年度『環境白書』によると、日本では一人当たり年間約10t(お風呂約6,000杯分)の二酸化炭素を排出しているそうです。これは、世界平均の約2倍の量となってます。地球温暖化の一つの原因と考えられる二酸化炭素(CO2)は減らさないといけません。
節電やエコドライブ、マイ箸、マイバッグなどの一人一人の省エネ努力も、もちろん大切です。しかし、それだけでなく、排出してしまった二酸化炭素を意識して「相殺」しようという取り組みが「カーボンオフセット」です。具体的に相殺する方法は、植林や排出権の購入、グリーンエネルギーの使用があります。最近ではカーボンオフセット年賀状だったりカーボンオフセット旅行だったりと少しずつ世間では騒がれている手法です。
私達が日々、使用しているトラックからも当然、CO2が排出されております。2tトラック一台の稼働日数が、例えば25日とします。そして、一ヶ月の走行距離が2,500㎞とします。燃費が9.5リットル/㎞なので、
一ヶ月に、263リットルの軽油が使用されます。263リットルの軽油だと0.7tのCO2が排出されております。年間にすると、トラック1台につき、約8t程度のCO2排出量となります。

実際に私達のエコランド車両7台について今回、カーボンオフセットをしてみました。エコランドの車両から排出されるCO2のうち59.84t分をジーコンシャスさんから排出枠の購入をしています。
韓国のウルサンという街にて温室効果ガスの削減プロジェクトに投資をしました。その結果、見込まれるCO2削減分について相殺(オフセット)したという証明書が発行されました。実際に洞爺湖サミット含め今後、ますますCO2削減について全世界での対応が求められてきます。私達も他社の活動でCO2削減を図るというものでなく、実際に事業活動でゴミゼロを目指している企業として私達に依頼するとCO2が削減されますとアピール出来るようにしていきたいものです。

大人気のオリジナルエコランドバッグ!

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エコランドリニューアルを記念して、お申込み頂いた先着100名様にエコランドのオリジナルエコバッグをプレゼントしています。生地がしっかり、色合いもかわいくて使いやすい!ぜひ皆さんも手にしてみてください。

Talk Cafe Vol.5 開催しました!

12月6日(土)、第5回エコランド座談会を開催しました!! 年末のお忙しい中、5名の方に足をお運びいただき、ご利用の感想や、10月にリニューアルしたロゴやHP等についてご意見を頂きました。

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また、今後お客様とのコミュニケーションをとっていくにあたっての
アドバイスやご意見を沢山いただきました。

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全部で2時間30分という長丁場になりましたが、
終始笑顔が絶えない良い雰囲気の中、皆さま積極的にご意見を下さり、
とても参考になりました!!

良い意見は更なる向上を目指し、ご指摘があった点については、
全力でスタッフ一同改善してまいります!!

本当にありがとうございました。

【お客様の声】

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エコニュースVol.44 – 環境問題① 環境問題への意識 –

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おかげさまで44号です。前回はいま世間で騒がれている「カーボンオフセット」について書きました。今回から「環境問題」という大きなテーマについて書いていきたいと思います。

そもそもこのテーマにしようと思ったのは、今年の夏に”ワンデーインターン”という大学3年生向けのセミナーがあり、その中で「環境問題って?」というテーマで発表をする事になったからです。それに加えて、今年、いよいよ(?)エコ検定を受検するので、だいぶ古くなっている頭のデータ更新のため、勉強をしている最中だったので、ちょうど良いと思い、このテーマにしました。

みなさんにとっての「環境問題」って何ですか? 環境問題って聞くと=エコって思うのは私だけでは無いはずです。しかし、実際には職場環境の問題や、地域環境の問題や、家庭環境の問題など、様々な「環境問題」が私たちの身の回りを取り囲んでおります。とは言っても、このニュースは「エコニュース」と題しているのでやはり、エコにまつわる環境問題について書いてみます。前置きが長いのですが本題に・・・

株式会社マクロミルという、インターネット調査会社からの「環境意識に関する調査」(20代から50代までの男女1,032人へのアンケート調査)の結果報告書によると、男性よりも女性のほうが環境問題への不安が強いそうです。

具体的な項目としては、1位は「地球温暖化」2位が「オゾン層の破壊」3位が「空気汚染」4位が「森林破壊」5位が「水質汚染」6位が「資源の枯渇」7位が「海洋汚染」8位が「ヒートアイランド」9位が「砂漠化」10位が「土壌汚染」となっております。実際には、どの問題も微妙に原因と結果が絡み合っていて、とても複雑で、どこから手がつければ解決の糸口に繋がるか? 最早だれも分からなくなっているのでは、と思ってしまいます。

だからと言って、手をこまねいて何もしないのは自分らしく無いので、私が携われることで、できる事って何だろう? と考えた結果、「温暖化」「森林破壊」「資源の枯渇」の問題であれば多少なりとも貢献出来るのでは? と考えました。たとえば地球温暖化。温暖化の原因は、大気中の温室効果ガスの濃度が高くなることにより、地球の温度が上昇することとエコ検定の本には書いてありました。温室効果ガスの濃度が高くなると、太陽からの熱が地球の外に出られなくなり、ドンドン地球の温度が高くなるという原理のようです。

今ひとつ分からない・・・ 温室効果ガスって何なんだ? 温室効果ガスとは二酸化炭素とメタン、一酸化二窒素、またCFC、HCFC、HFCなどのフロンがあるそうです。ますます分からない・・・。二酸化炭素を減らせば、温暖化に歯止めがかかると思ってました。違ってはいないと思いますが、本当にそれだけなのか? と疑問に感じました。今回は紙面の関係で話の途中で、ここまでにしますが、次回以降も、環境問題について改めて考えた結果をお伝えしたいと思います。

エコニュースVol.45 – 環境問題② リユース・リサイクル –

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おかげさまで45号です。前回は「環境問題」という大きな問題についてふれましたが、紙面の関係で温室効果ガスの説明途中で終わってしまいました。今回も引き続き「環境問題」というテーマでお伝えします。さて、二酸化炭素だけを減らせば、温暖化に歯止めがかかる。という訳では、どうも無いようです。温室効果ガスの中の代表例が二酸化炭素で、それをお金のように流通(売買出来るように)する仕組みを創ろうというのが、二酸化炭素にどこも注目している狙いのようです。

このように、地球温暖化だけでも、まだまだ書き足りないくらいの情報量です。「環境問題」となると、おそらく一生掛かっても語りつくせないのでは? と思います。そりゃそうですよね。人間が生活していれば、一定の負荷は掛かってしまいます。それを減らせるように、どこまで努力出来るかってことですもんね。

という訳で「環境問題」は私自身の永遠のテーマになりそうなので、ありがたい、と感じてこの辺にします。具体的に、私達がやっているエコランド、これで何を解決出来るのか? ここが一番重要ですよね。地球温暖化は、いろいろな原因が複雑に絡み合っている問題です。ですから、間接的には、エコランドの取組みも、解決に貢献できるとは思います。ですが、一番、直接的に解決できるのは、資源の問題ではないでしょうか?

そもそも、エコランドのリユース、リサイクル、リアライズで何を大切にしたいか? と言えば「ゴミゼロ」です。つまり、無駄が無いようにすることです。何か物を生産する時には、必ず資源を用います。そして、生産から消費までの工程は、誰もが一生懸命取り組んでいます。が、消費の後は誰もあまり興味を持っていない。そんな状況に感じます。最近でこそ、消費の後、ゴミになる前に再び資源として使うという意識に、すこし変わってきましたが。

そんな状況を打破するため、まだ使えるものはリユースしようと、エコオク・ヤフオクやリサイクルショップがあります。リユースが難しいものは、徹底してリサイクルしようとZEC(ゼロエミッションセンター)があります。私達が何気なく活動しているエコランドの全体こそが、資源の問題を解決する糸口のような気がします。また、皆さんは「都市鉱山」とう言葉を知ってますか? 「都市鉱山」とはゴミとして大量に廃棄されるパソコンやTVなど、電化製品に存在するレアメタル(金属)を鉱山に見立て、そこから資源を再生・有効活用しようというリサイクルの概念です。実は、日本は世界有数の都市鉱山に恵まれた国です。金は全世界の現有埋蔵量の約16%(6,800トン)。インジウムは約61%。他にも10%以上のレアメタルが眠っているような貴重な国なのです。

そういった貴重な国だからこそ、エコランドでリユース・リサイクル・リアライズをして、徹底したゴミゼロが出来れば、世界に胸を張って出せる仕組みになるのです。私達が日々やっている活動を、世界に向けて発信出来る日が、そんなに遅くないうちに現れると思います。その日のためにも、今やっていることをもっともっと徹底して磨いていきましょう!次も「環境問題」でいきますね。

NO! 不法投棄 – 風の谷幼稚園を守れ! –

2009年1月9日(金)、川崎市麻生区にある「風の谷幼稚園」の不法投棄の現場を視察しました。「風の谷幼稚園」はご覧の通り、緑あふれる幼稚園。およそ170名の園児が自然の中、感性を磨き育っています。この幼稚園の敷地付近に、不法投棄がされて悩んでいるという相談を受け、まず、視察に行ってまいりました。

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△ここが風の谷幼稚園。素敵な建物です。

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△園長の天野先生との打ち合わせ。とてもエネルギッシュな方でした。自然保護のため、そして子供たちの未来のためにに、寄付金を募り幼稚園の土地を広げています。

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△不法投棄の現場は幼稚園のすぐそばでした。

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△がけの上からのぞいたところです。

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△車が1台やっと通れるかの道幅です。

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△斜面の下から見ると、どれだけゴミがあふれているかが分かります。斜面にリフトを設置し、ゴミを上に運び出して撤去できないか検討しています。

エコニュースVol.46 – 環境問題③ 都市鉱山 –

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おかげさまで46号です。今回も引き続き「環境問題」というテーマでお伝えします。前回は「環境問題」の中でも資源の問題、都市鉱山という問題についてふれましたが、上手に説明出来ていないのでは?
と感じましたので改めてお伝えします。

都市鉱山とは、ゴミとして大量に廃棄されるパソコンや電化製品、携帯電話などの精密機器に存在するレアメタル(貴重な金属)を鉱山に見立て、そこから資源を再生・有効活用しようという概念です。

日本では、世界でもまれに見る経済発展によって、たくさんのパソコンや電化製品、携帯電話やOA機器が生活に欠かせないものになりました。その廃棄された製品に使われているレアメタルを、すべて集めると、全世界の埋蔵量に対して、金で約16%、インジウムで約61%、その他にも10%以上にもなります。日本は、世界の1/6のレアメタルが眠っている貴重な国なのです。

皆さんは今まで携帯電話を何台買い替えたでしょうか? 持っていた携帯電話は販売店にてリサイクルをしていますか? 実は私は携帯電話をかれこれ5台は買い替えてますが、3台は家に置いてあります。

リサイクルの大切さは身にしみて分かっているのになぜ、協力していないのか? と思い自分も含めて皆さんに聞いてみましたが、大体の答えは「思い出が入っている」や「面倒くさい」などが理由でした。

次に日本の技術について考えてみましょう。もともと日本は資源が少ない国でした。その資源の少ない国が経済発展が出来た理由の一つに、日本の誇る技術があります。それは資源の抽出・精錬技術です。今でも資源の抽出・精錬技術は世界に誇れるトップクラスです。世界の資源の1/6を、世界の人口の1/60の日本が持っていて良いのでしょうか? さらに、にそれが使われているのであればまだしも、「思い出があるので」や「面倒くさい」といった理由で、眠らせたままで良いのでしょうか?

これから発展するインドや中国、さらには南アフリカなどのことを考えると、全世界的に資源が再分配されるような仕組みを創る必要があるのでは? と思います。つまり、消費者の皆さんの思いと、眠れる資源と、世界に誇る技術との架け橋です。その架け橋になれる存在こそが、私たち物流会社なのでは無いでしょうか? 既存の激しい競争の中で戦うより、新しい意義ある社会を切り開くために、私たちの武器である「物流」を使って世の中のお役に立てればと考えております!

エコニュースVol.47 – Less is Beautiful. とは? –

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おかげさまで47号です。

前回は物流会社として、貴重な資源をいかに循環させるか? について書きました。

今回は、いよいよ始まったエコランドの新しいコンセプト
「Less is beautiful」について書きます。

エコランドの今までのコンセプトは「安心とエコ」でした。
エコランドのこれからのコンセプトは、「エコとLess is beautiful」になります。

「エコ」は皆さんにも伝えてきたとおり、地球環境に負荷が掛からないように、
今後も持続可能になるような社会=循環型の社会、を実現しようということです。
「Less is beautiful」とは、そんなエコなライフスタイルのご提案をすることで
お客様の暮らしをスマートにしようという新しいコンセプトです。

これまでの日本はこの紙面でもお伝えしてきたとおり、
人口の増加とともに大量生産、大量消費、大量廃棄を繰り返して発展してきました。

その結果、恩恵に預かり良いことも沢山ありました。
しかし、今後の日本は人口減社会へと突入していきます。
そんな中、これまでどおり大量生産、大量消費、大量廃棄という、
今までの成長サイクルは持続するのか?

ましてや環境という声が叫ばれ、資源にも限りがある中、
いつまでも使い捨てで良いのか? そんな疑問をもって生きてきました。

本当に豊かなことって何だろう? 美しさって何だろう?
モノをたくさん持つことが本当に幸せ?

とめどなく消費してきたこれまでの生活に変わって、
余計なモノを減らし、本当に欲しいモノ、必要なモノに囲まれた
ライフスタイルって憧れませんか?

私も含め、皆さんは余計なモノに囲まれて生活をしていませんか?
一日のうちにどのくらい探し物をしていますか?
「あれ、どこ行った?」とやっていませんか?
私はその時間がとても多いです・・・。

本当に必要なモノにだけ囲まれて過ごすこと。シンプルな暮らし。
それが時間的、精神的な余裕を楽しむこと、
そして本当の豊かさや美しさにつながります。

経済はどんどん成長すれば良いというものでは無い。
ほんとうの価値観、ほんとうの幸せってなんだろう。
もともと日本には、狭くても豊かに暮らす生活が根付いていました。

「そんなに、いらない。Less is beautiful.」

そんな古くて新しいライフスタイルを提案しながら
持続可能な社会を一緒に創っていこうというメッセージです。

次回は「エコ回収」について書いてみたいと思います。
お楽しみにお待ちください。

エコニュースVol.48 – エコ回収の仕組み –

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おかげさまで48号です。
エコニュースを始めてからもう4年が経ち
ました。
時が経つのが早いと感じる今日この頃、これからも日々、意識して精進していきます!

さて、前回はいよいよ始まったエコランドの新しいコンセプト、
「Less is beautiful」について書きました。

今回は、「エコ回収」とは? について書きます。
そもそもエコ回収とは、私たちエコランドがつくった造語です。

エコ回収は、「Re-use・Re-cycle・Re-arise」の循環で、回収したものをゴミにしない、
「エコで新しいお片づけ・不用品回収サービス」のことです。

「Re-use・Re-cycle・Re-arise」がついていないサービスは、
ただの「不用品回収」、という意味です。

エコランドを始めた当初、ライバル企業と言える企業は数えるほどしかありませんでした。
それが現在、「不用品回収」や「粗大ごみ」という言葉でインターネット上で検索をすると、
ものすごくたくさんの企業が検索されます。

それらの会社と私達エコランドでは何が違うのか?
他社との差別化の一つが、「ゴミゼロ」の考え方です。
その「ゴミゼロ」の考え方を具体的に表現しているのが
Re-use(エコオク、ヤフオク、リサイクルショップ)であり、
Re-cycle(ゼロエミッションセンター)であり、Re-ariseであります。

上記のサービスのどれか一つでも無ければ「エコ回収」とは呼べません。
また、「ゴミゼロ」の考え方、環境への取り組みが無くても「エコ回収」とは呼べません。

逆に、「エコ回収」とうたっているからこそ、
私達のサービスはさらに磨きをかけることが出来るわけです。

そういった意味を込めてつくったサービス名称ですので、
ぜひ、皆さんも、「どんな仕事をしているの?」と聞かれた時は、
誇りを持って「エコ回収をしているんだ!」 と答えて下さい。

そして、私達の「エコ回収」が世の中の「不用品回収」や「粗大ごみ回収」の
イメージを変える事が出来た時にはじめて、「エコ回収」の成功と呼べるようにしていきましょう!

今後とも皆さんで一緒に「エコ回収」の輪を拡げて行ければ楽しいと思います。

次回は、今年新しくチャレンジをした、「エコジャパンカップ」について書いてみます。
11月18日が最終審査の結果発表ですので、次号には結果が出ていると思います。
皆様お楽しみに!

エコニュースVol.49 – エコジャパンカップ2007 –

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おかげさまでエコニュースも49号です。
さて、今回は、先日新しく挑
戦した「エコジャパンカップ」について書きます。

今回は残念ながら大賞及び賞の獲得にはなりませんでした。
私のプレゼン能力に問題があると改めて反省し、
今後もプレゼン能力を磨くように心掛けます。

そもそもエコジャパンカップとは、 環境ビジネスウィメン、三井住友銀行、
環境省、総務省の4省が主催となり、官民協働事業として行う
「エコビジネスの芽を見つけ、育てる。」コンテストです。

コンセプトは、「日本発、世界の経済をエコ化する!」。
環境問題というもので、日本が古来より実践していた環境共生・循環型経済社会を、
環境問題や地球温暖化が世界の課題となっている現在、再びそのDNAを呼び起こし
21世紀のグローバル時代にふさわしいエコジャパンを目指そうというもので、
私はこの高い志にピン! ときました。

コンテストの第一関門である書類審査では、
牛尾リーダー・七森部長ペアの書類で無事通過、何の事は無い感じでした。
審査のポイントとして10項目あります。

①[新規性]については、世の中に無いエコオク・Re-ariseについての説明。
②[コストの対応力]は現場の皆さんの日々の頑張り。
③[需要の把握力]は、粗大ごみ受付センターでの生の声や、
実際に捨てられている粗大ごみの量とそのリユース量。
④市場開拓力はリユース市場の伸び。
⑤[競争優位維持力]はエコオク・Re-ariseと、他社がやっていないことの説明。
⑥[目的性] は循環型物流の創造。
⑦[波及性] はリピーター開拓、及びFCによる全国展開。
⑧[継続性] は循環型物流の創造。
⑨[啓蒙性]は、Re-arise含めてエコランドそのものが啓蒙。
⑩[遵法性]はエコオク及びゴミゼロ化

の観点から審査があり、一つ一つ丁寧に説明をしました。

結果2008年度のエコジャパンカップでは158社中、15社の最終選考までは行きましたが、
冒頭で伝えたとおり大賞含めて賞は取れませんでした。

その代わり、パートナーシップという形で全国展開をする際に、
私は差別化出来る武器はエコオク、Re-ariseなど、
他社ではやっていないことだと思っておりましたが、
専門家の人達から見たら差別化要因にはなっていないということが分かりました。

真の差別化要因(ハンドブック内では「コア・コンピタンス」)を創るためには、
もっともっと一人一人がサービスを磨き高め、
私も新しいサービスや仕組みを創ったりすることが必要だと改めて感じました。

このような機会を頂き有難うございました。
また、資料作成の為に遅くまで付き合って頂いた七森部長、有難うございました。
私は諦めが悪いので今回の挑戦で挫けずに、来年若しくは再来年に再度、
挑戦したいと思います。

皆さんが日々努力している結晶をこうした形で功績を残せれば、
また一つの自信に繋がると思いますので何処かでチャレンジしてみます。

それがはじめて利用するお客様への安心と信頼に繋がるとも思っています。

次回はエコジャパンカップの時に調べた資料をもとにエコランドの市場性について書いてみます。

環境に優しい、ハイブリッドトラック登場!

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エコランドでは、ハイブリッドカー(Hybrid Car)の導入が進んでいます。
ハイブリッドカーとは、働きが異なる2つ以上の動力源を持っており、
状況に応じて単独・複数と、動力源を変えて走る自動車の事です。

普通の自動車に比べると、エネルギー効率は電気自動車や、燃料電池自動車と同じくらいで、
環境負荷の低い自動車として注目を集めています。

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左上の写真の、緑色に光っているボタンをONにしておくと、
信号などで車が停車する時は、自動的にアイドリングストップになって
エンジンが止まります。

右上の写真、中央右側に緑色の丸いランプがあります。
ここが光っていると、燃費の良い運転をしていることになります。

ドライバー一同、安全に、かつ環境にやさしい運転を心がけます!!

エコニュースVol.50 – エコランドの市場性 –

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おかげさまでエコニュースも50号です。
前回は、先日チャレンジした「エコジャパンカッ
プ」について書きました。
今回は、その時に調査したエコランドの市場性について書きます。

まず、今までの4年間のエコランドの推移についてお伝えします。
エコランドを始めた2004年9月は、一ヶ月の回収件数が250件、売上が5,159千円でした。

それが翌年には591件の13,150千円に増加し、今年9月は739件で20,369千円と、
約4年で件数は3倍程度、売上は4倍程度に増加することができました。

その間、2005年にZEC開設、Re-ariseスタート、2007年にリサイクルショップ開店、
エコオクスタート、2008年に横浜支店開店と、2004年9月のスタート時点では6名だったメンバーも、
今では56名と、多くのメンバーに支えられて今日があります。

それも、皆さんの努力と、多くの広告宣伝費を注いできた結果でもあります。
過去の失敗など、
反省すべき点は反省をして改善し、良い点はさらに伸ばしていけるよう、
今後もご協力お願いします。

さて、エコランドの市場性を伝えるのにいくつか指標となるべき数字があります。
①世帯数、②粗大ごみ処理量、③リサイクルショップの店舗数がそれに該当するかと思います。

①世帯数ですが、平成14年度は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の合計世帯数は
14,174,297戸でした。

これが平成17年度には14,834,294戸と4%ですが伸びています。

核家族化の影響かと思います。
世帯数が増えるということは、粗大ごみが増えるということが言えます。

皆さんはTV見ますよね? 冷蔵庫、必要ですよね?
ということで、世帯数が増えると粗大ごみ(家電リサイクル法対象品目も含めて)が増える傾向にあります。
実際に、私達エコランドがそれら粗大ごみを回収するのは、
5年〜7年程度使われてからなので、平成17年から24年までは
回収が伸びる傾向があると言えます。

②粗大ごみ処理量は、平成14年度は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の合計は
645千トンの処理量だったのに対し、平成17年度には630千トンと減少しております。

ここから何が言えるかというと、粗大ごみとして捨てるより、リユースに回そうという人が
多くなっている可能性があるのでは? という事が言えます。

③リサイクルショップの店舗数は、こちらは全国ですが、
同じく平成14年度は合計559,527店だったのに対し、平成17年度には
620,369店と増加しております。

②の結果から見ても分かるように、リユースへの意識は増え続けていることが言えます。
上記はあくまでも統計上のデータですし、平成19年度までは未だ公表されていないので
現状と必ずしも全て一致している訳では無いかもしれません。あくまでも傾向です。

こうした傾向を踏まえた上で、今後エコランドにどのような可能性があるのか、
今後も機会があればお伝えしていきたいと思います。

幼稚園を救え!不法投棄のゴミを撤去しました!

「風の谷幼稚園」ちかくに不法投棄されていたゴミの山。
スッキリ撤去されました!

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△見事に見晴らしが良くなりました。

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△ことしの1月9日(金)に相談を受け、エコランドが視察をしたときの写真です。
撤去作業はエコランドではなく、専用の機器をもつ会社さんが行ないました。
幼稚園にほど近い建設会社さんです。

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△こちらは、園のちかくで行なわれた開墾のようすです。

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△木の根と格闘しながら、土を耕していきます。

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△畑ができました! 今から収穫が楽しみですね。
エコランドはこれからも不法投棄に反対していきます。
何かお困りごとがありましたら、530-539@eco-land.jpまで
お気軽にご相談ください。

Talk Cafe Vol.6 開催しました!

2009年6月20日(土)、第6回エコランド座談会を開催しました!

お忙しい中、4名の方にお集まりいただき、
エコランドのサービスや、HPの見やすさ、今後あったら嬉しい
サービスについてなど、ご意見を沢山頂きました!

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今回から「エコランド座談会」は「Talk Cafe 」と名を変えて、
よりアットホームで楽しめるような雰囲気で開催いたしました。

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今回は全国で開催されている『キャンドルナイト』(※)と時期が重なりましたので、
Talk Cafe の中でも、明かりをけしてキャンドルを灯す時間を設けました。

※「100万人のキャンドルナイト」夏至と冬至の時期、電気の明かりを消して、
キャンドルの光で大切な人とスローな時間を過ごそうという呼びかけがされています。

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今後もイベントやワークショップと合わせて開催しようと思っておりますので、
ぜひお時間の合う方はご参加ください!

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今回頂いたご意見や、普段頂いているお客様の声は
今後のサービス改善に生かしてまいります。

本当にありがとうございました!

Talk Cafe Vol.7 開催しました!

2009年8月22日(土)、第7回『Talk Cafe』が終了しました!

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Talk Cafe とは、お客様をご招待して、エコランドについてざっくばらんにお話しを伺う会です。
今回は2名の方にお集まり頂き、エコランドのHPついてお聞きしました。

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一人一人にパソコンを操作して頂き、使いやすさや表現の仕方についてなど、
多くのご意見を頂きました。

なるほど!と思うような、ご意見も頂きとても勉強になりました。
よりお客様に楽しんで頂こうと、簡単なワークショップを同時開催しています。

今回は、「蜜ろうキャンドル」を作りました!蜜ろうキャンドルとは、ミツバチの巣を
利用したキャンドルで、石油を使っていません。

火を灯した時も甘い香りがしてとても温かい気持ちになります。
Atelier-Hauyneというとても素敵なお店で購入しました。

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完成品にさっそく火を灯しました!

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全員で集合写真!沢山のご意見、ありがとうございました!!

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お忙しい中、ありがとうございました!
Talk Cafeは2か月に1回のペースで開催予定です。

皆さまに満足して頂けるようレベルアップしてまいります!
ぜひお楽しみに!

エコランドスタッフ、会議中!

8月中旬、エコランドスタッフが大集合し、より良いサービス向上のため大会議を行いました!
エコランドでは毎日、朝礼でスタッフ一人一人と握手をしています。

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△「今日も一日宜しくお願いします!」

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△エコランドの現状を確認したうえで、改善点などを考えます。

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△各チームごと企画を提案・プレゼンテーションします。

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△「これからも皆で頑張るぞ!」
これからもエコランドスタッフ一同、お客様満足の為にがんばります!
何かご意見・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!

エコランドの裏側!スキルアップ講習会を開催しました!

エコランドでは、回収先でお客様に安心・満足して頂く為に
定期的に講習会を実施しています。

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家具・家電など、大きいお品物の搬出の方法や、
2階からの吊降ろしなど、お客様のお家の中を傷つけないよう、
安全・丁寧・スピーディーに搬出する方法を勉強します。

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△今回は吊降ろしの講習会を実施しました。
今後もお客様に安心して頂く為に、スタッフ一同、勉強してまいります!

Talk Cafe Vol.8 開催しました!

9月25日(金)、エコランドのTalk Cafe vol.8 が終了しました!
今回は、渋谷の「RESPEKT」というカフェで開催しました。

おしゃれな雰囲気の中、食事をしながら、エコランドのHPについてご意見を頂きました。

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HPの見づらい点、使いづらい点、もっとこうしたら良い!など、
短い間でしたが、多くのアドバイスを頂き、とても参考になりました!

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最後は全員で集合写真!

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お忙しい中、本当にありがとうございました!

エコランドワゴンが完成!

エコランドのワゴントラックが完成しました!

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2t・4t・10t トラックと、最大限デザインを近づけた仕上がりになっています。

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これからも、このカワイイトラックで皆さまの元にお伺いします!

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Talk Cafe Vol.9 開催!

大好評のTalk Cafe!第9回目が11月28日(土)に開催されました!
今回も場所は渋谷のカフェ「RESPEKT」。

モバイルサイトについてご意見を頂きました。
当日、体調不良で欠席の方もおり、少人数での開催でしたが、
かなりアットホームな雰囲気で進めることができました。

終了後は、エコランドが出店している「ファーマーズマーケット」を見学!
エコランドのブースを訪れ、お客さまと社員で楽しく会話をしました。

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お客様より、回収スタッフと話をする場があると楽しそう!というご意見を頂きました。
ぜひ実現させたいと思います!