エコニュースVol.50 – エコランドの市場性 – - エコランド

エコニュースVol.50 – エコランドの市場性 –

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おかげさまでエコニュースも50号です。
前回は、先日チャレンジした「エコジャパンカッ
プ」について書きました。
今回は、その時に調査したエコランドの市場性について書きます。

まず、今までの4年間のエコランドの推移についてお伝えします。
エコランドを始めた2004年9月は、一ヶ月の回収件数が250件、売上が5,159千円でした。

それが翌年には591件の13,150千円に増加し、今年9月は739件で20,369千円と、
約4年で件数は3倍程度、売上は4倍程度に増加することができました。

その間、2005年にZEC開設、Re-ariseスタート、2007年にリサイクルショップ開店、
エコオクスタート、2008年に横浜支店開店と、2004年9月のスタート時点では6名だったメンバーも、
今では56名と、多くのメンバーに支えられて今日があります。

それも、皆さんの努力と、多くの広告宣伝費を注いできた結果でもあります。
過去の失敗など、
反省すべき点は反省をして改善し、良い点はさらに伸ばしていけるよう、
今後もご協力お願いします。

さて、エコランドの市場性を伝えるのにいくつか指標となるべき数字があります。
①世帯数、②粗大ごみ処理量、③リサイクルショップの店舗数がそれに該当するかと思います。

①世帯数ですが、平成14年度は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の合計世帯数は
14,174,297戸でした。

これが平成17年度には14,834,294戸と4%ですが伸びています。

核家族化の影響かと思います。
世帯数が増えるということは、粗大ごみが増えるということが言えます。

皆さんはTV見ますよね? 冷蔵庫、必要ですよね?
ということで、世帯数が増えると粗大ごみ(家電リサイクル法対象品目も含めて)が増える傾向にあります。
実際に、私達エコランドがそれら粗大ごみを回収するのは、
5年〜7年程度使われてからなので、平成17年から24年までは
回収が伸びる傾向があると言えます。

②粗大ごみ処理量は、平成14年度は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の合計は
645千トンの処理量だったのに対し、平成17年度には630千トンと減少しております。

ここから何が言えるかというと、粗大ごみとして捨てるより、リユースに回そうという人が
多くなっている可能性があるのでは? という事が言えます。

③リサイクルショップの店舗数は、こちらは全国ですが、
同じく平成14年度は合計559,527店だったのに対し、平成17年度には
620,369店と増加しております。

②の結果から見ても分かるように、リユースへの意識は増え続けていることが言えます。
上記はあくまでも統計上のデータですし、平成19年度までは未だ公表されていないので
現状と必ずしも全て一致している訳では無いかもしれません。あくまでも傾向です。

こうした傾向を踏まえた上で、今後エコランドにどのような可能性があるのか、
今後も機会があればお伝えしていきたいと思います。