エコニュースVol.37 – エコランドの未来 – - エコランド

エコニュースVol.37 – エコランドの未来 –

おかげさまで37号です。先月は、PUMAさんとのコラボレーションに
ついてお話ししました。今回はコンセプトについて改めてお伝えしよ
うと思います。
エコランドのコンセプトは「きちんと、ほっと」ということになって
おります。「きちんと」とは回収に伺う際の時間を守る、回収に伺う
前に確認のご連絡をする、お客様の回収物のプライバシーを守る、オ
ークションという新サービスでリユースを促進する、リサイクルショ
ップで清掃を行いリユースを促進する、分別を行いリサイクルを促進
する、お客様の大切なデータの入ったPCをデータ消去するなどが挙げ
られます。「ほっと」とは料金を事前にしっかりと提示できる、お客
様のご都合に合わせて日程や時間帯を指定できる、元気で明るく正確
な受付をする、回収時にご挨拶をする、運び出し時に家屋や商品に傷
をつけないように工夫する。などが挙げられます。
この「きちんと、ほっと」というコンセプトの根本は安心です。不用
品回収業者への不信感、例えば料金が掲載されていない、受付の対応
がぶっきらぼうだった、ゴミ屋さんだから仕方が無い、不法投棄をし
てそう・・・などそうした不信感に対して一つずつしっかりと向き合い
私たちなりの安心を提供しようと「きちんと、ほっと」というコンセ
プトが出来上がりました。
ただしこの「安心」というコンセプトが「ゴミゼロ」という理念の部
分と時にぶつかります。例えば、リサイクルショップエコランドで「
安心」というコンセプトのもと、お客様に「安心」してご利用いただ
く為にしっかりとした商品を売ろうと思うと、ちょっと壊れてても値
段が安ければ売れるにも関わらず「安心」に繋がらないので売らずに
リサイクルしている現状があります。
「ゴミゼロ」を目指すという理念に沿う行動をしようと思うと、壊れ
ているので「安心」に繋がらないけど少しでもお客様がお買い求めし
易い価格で販売して「ゴミゼロ」に繋げた方が良いのでは?と迷って
しまいます。
根本の部分では「ゴミゼロ」も大きな「安心」に繋がる要素なので同
一と考えられるのですが一つ一つの現場ではこうしたコンセプトの細
かい部分の解釈でどっちだろう?と困惑することもあります。
私はそもそも物流会社という既存の資源を活かして今後の社会にお役
に立つには「ゴミゼロ」という高い目標を持つには丁度良い。その目
標を実現するためのエコランドであり、エコオク、リサイクルショップ
、中間処理場、Re-ariseであると考えておりましたが、細かいコンセ
プトまでは頭が回らない状況でした。

今後はそうした一つ一つの細かいコンセプトにも気を配れるようして
いきたいと強く感じました。