エコニュースVol.26 – バイオエタノール – - エコランド

エコニュースVol.26 – バイオエタノール –

おかげさまで26号です。前号では、エコランド☆オークションにつ
いて書きました。少し残念な報告ですが、弊社での準備が遅れており、
1月にリニューアル予定であったエコランド☆オークションが延期と
なってしまいました。楽しみにお待ちいただいた皆様、申し訳ござい
ません。開始時期につきましてはテストを行っている最中ですので今
一度、確認をして再度、皆様に報告させて頂きます。
さて、今回はバイオエタノールについて書かせて頂きたいと思います。
バイオエタノールって? と思われる方も多いと思います。 現在、
中国の急激な発展拡大に伴い、原油価格が世界的に上がっております。
弊社も物流企業として大きなダメージを受けているのが現状です。一
昨年から比べると、1リットル当たり20円も値上がりしています。
月平均で50,000リットルほど使用しているので、なんと100万
円も原油高騰のあおりを受けております。
世界的にこうした状況の中、救世主として注目されたのが、“バイ
オエタノール”です。辞書で調べると「産業資源としてのバイオマス
の一つ。サトウキビや大麦、トウモロコシなどの植物資源からグルコ
ースなどを発酵させて作られたエタノールのことである。」(出典;
ウィキペディアフリー百科辞典)とあり、そして、面白いことに「植
物資源」の中には木材も含まれておりました!
弊社もゴミゼロを目指す企業として、社員の山口の協力を得て、専門
家である、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 新エ
ネルギー技術開発部 バイオマス、廃棄物グループ 主査の、三浦 真
一様にお話を伺ってきました。
実は聞きたかったのは一点、「廃木材からバイオエタノールを精製す
るのは本当に可能か? 」という事でした。
答えは、可能でした。ただし、大きな壁として立ちはだかったのは「
コスト」です。原理としては可能であるが、軽油の10〜20倍の生
産コストがかかる。という話を聞いて、残念ながらまだまだ息の長い
話しだなぁと痛感した思いでした。
とはいえ、こんなことでは諦められませんので、ゴミゼロの夢を目指
して他にも方法は無いか? 今後とも模索しようと思います。