エコニュースVol.12 – 現在から未来へ!PART2 – - エコランド

エコニュースVol.12 – 現在から未来へ!PART2 –

お蔭さまで12号、一周年を迎える事が出来ました。これも皆様の
環境問題に対する意識の高まりのお蔭だと感謝致します。
前回は我々ZEC(ゼロエミッションセンター)の現状と構想につい
ての中で、特にリサイクルショップについて書かせて頂きました。
今回は再来年以降に建設する予定の中間処理施設について書かせて頂
きます。
中間処理と言っても、焼却処理もあれば、圧縮・減容、破砕、脱水、
乾燥、油水分離、熱分解ガス化と様々な処理方法があります。
その中でも当社で考えている処理は、①圧縮、②破砕、③焼却、④
減容の処理です。実は東村山物流センターでは発泡スチロールの再生
利用の為に減容の中間処理業許可取得の為に現在、動いているところ
です。恐らく平成18年春頃には取得出来ていると思います。
では何故、ウインローダーが畑違いの中間処理業に進出するのか?
についてお話し致します。現在は、お取引先の中間処理企業様のご協
力を頂き、廃棄物処理をしておりますが、月間で約3百万円から多い
時には5百万円程度と多額な金額を支払処理しております。また今後
、エコランドの拡大と共に、処理金額は増える事はあっても、減らす
ことはどんなに分別の努力をしても難しいと考えております。従って
今後の事業拡大を睨むと、どうしても中間処理事業に参入した方がお
客様に安定した値段でサービスが提供出来るのではと思っております。
またお取引先様の方でもゴミゼロを目指して分別・リサイクルの徹底
を図って頂いてはおりますが、当社で本格的にゴミゼロを目指すと銘
打っている以上、そこまでしっかりと出来る企業でなければいけない
と考えているからです。
実際に当社では、オフィスから回収するオフィス什器、コピー機、PC
等と言ったものや、家庭から回収する家具、家電、その他日用品と
いった雑多なものを回収しております。それらをリユース、リサイク
ルの徹底をしても手分解では全体の50%程度が限界です。残り50
%を圧縮・破砕が出来る機械の導入により更に精度を上げ、細かいリ
サイクルの実現によりゴミゼロを目指そうと考えております。
また一部、木くずや廃プラスチックは焼却する処理(サーマル リ
サイクルと言います)の方が、効率が良い場合があります。当社の目
指すゴミゼロとは埋立てする処分をゼロにする為に我々が何をすべき
か?を日々考えて行動する事が重要と思っております。
まだ先の話ですので具体的な候補地の選定等は済んでおりません。
また行政も出来る限り処分場はつくりたくないと考えておりますので
、行政のみならず、そこに住む住民の方々も喜ぶような処理場建設を
目指したいと考えております。