エコニュース始まります! – エコ事業部長よりご挨拶 –
エコニュース創刊にあたり、これを書くきっかけを頂きましたISKコンサルティグの飯塚塾頭に御礼申し上げます。
このニュースは今後、私たちウインローダーが皆様と共にどのような企業になっていきたいのか、そしてどんなサービスを皆さんに提供していきたいのかについて毎月お届けしたいと思い書かせて頂きました。
お気づきになられる点がありましたら何なりとご指導頂ければ幸いに存じます。
記念すべき創刊はウインローダーが何故、エコに力を入れているのかについて書かせて頂きます。
世界の環境問題の現状は、水質汚染、大気汚染、廃棄物増加、酸性雨、森林減少、砂漠化、資源枯渇、気象変動と様々な問題を抱えています。
私たち物流事業者の観点から考えた場合でも、ディーゼル車の使用による大気汚染への対策は未だ十分とは言えません。
先のディーゼル規制に対して車両の入れ替えを行ったり、DPF装置を取り付けたりするなどを行うことで対応しておりますが、それはトラック事業者であれば誰しもが行う事であります。
そこで、私たちウインローダーならではと考えた時に今後ますます必要とされる廃棄物問題に着手しようと考えました。
何故ならば「ピンチこそチャンス」の経営理念があったからです。
問題が多いのであれば、それをチャンスとして捉えて変えていこう。
その念いで今後私たちは廃棄物問題に着手しようと考えました。
現在、廃棄物問題はゴミの焼却処理に伴うダイオキシンの発生、各地で頻発する不法投棄、最終処分場の逼迫及びその建設をめぐる社会的摩擦など様々な問題が山積しています。
以前の廃棄物処理に求められていた目的は公衆衛生の確保でしたが、これらの問題は廃棄物処理を地域の生活環境維持レベルの活動として捉えるのではなく、廃棄物ゼロの理想的な世界を実現するための活動として捉える必要性をなげかけています。
ここに至って、現代社会においてはゴミ問題の顕在化やそれに伴う環境に対する関心の高まりにより、地球レベルでの環境問題への対応と資源の再利用が声高に叫ばれるようになってきています。
今、再使用・再生・減量の促進によって廃棄物処理の社会的コストを最小化する活動、すなわち循環型社会への移行活動が求められているのです。
以上のように難しいことを考えているようでありますが、実はそうではありません。
もっと単純に、「現在捨てられている廃棄物をもっと有効に活用し、そして廃棄物が出ない仕組みはないか?」ということであり、廃棄物をゼロにするゼロエミッションの実現化を私たちウインローダーがやろうではないかと考えております。
また以前、私自身が自治体で粗大ごみの回収作業員としてアルバイトをしていた際に感じたことなのですが、「まだまだ使えるのに勿体無い、何とか捨てない方法は無いのか?いつまでも処分をしていたらただでさえ資源の少ない日本なのに大丈夫なのか?処分場が少ないって言っている割には処分していて本当に大丈夫なのか?」そうした考えのもとスタートしたのが“エコランド”と“ゼロエミッションセンター”であります。
次回はスタートした“エコランド”と“ゼロエミッションセンター”について書かせて頂きます。